⑨ 肝臓がん にんにく注射は肝臓に良い?

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【Dr.大友とDr.菰池の対談動画はこちらをclick】

Dr.大友(渋谷セントラルクリニック総院長) 
肝臓がんにならないようにするためには、普段からの肝臓のコンディションを整えることが重要だと思うんですけどもね。有名なのがあるじゃないですか、ニンニク注射とか。

Dr.菰池 (たまちホームクリニック院長)
ニンニク注射。

Dr.大友
ニンニク注射、どうですか。

Dr.菰池
ニンニク注射はニンニクの臭いするんでニンニク注射って言われてるんですけど。実はニンニクの成分ってあまり入っていないですよね。

Dr.大友
ビタミンBですね。

Dr.菰池
ビタミンBですね。

Dr.大友
ビタミンBは悪くはないけど実際、食材としてのニンニクはどうなんですか。

Dr.菰池
肝臓って毒を分解する解毒作用がありますけども、ニンニクという食材は肝臓の解毒作用を高める物質が入っていますね。

Dr.大友
例えばどんなものが入っているんですか。

Dr.菰池
アリシンとかセレンと言われているものですね。

Dr.大友
セレン、なるほど。

Dr.菰池
はい。そう言ったものは豊富に入っていますので肝臓にはいいという食材の一つです。

Dr.大友
なるほど。セレンなんかは抗酸化作用もあるし、加えていいかもしれないですね。少し肝臓に調子が悪いなと思ったら適量のニンニクを摂ると言うことですかね。

Dr.菰池
そうですね。いいと思います。

Dr.大友
はい。

 

大友博之 渋谷セントラルクリニック エグゼクティブ ディレクター

日本抗加齢医学会専門医、日本麻酔科学会専門医、日本医師会認定産業医、国際抗加齢医学会専門医(WOSAAM)

免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、再生医療、運動療法を取り入れた新しい統合医療をベースにした診療で著名人にもファンが多い。最先端の西洋医学に通じている一方で、「鍼治療の魔術師」と呼ばれるほど鍼治療の名手で東洋医学にも造詣が深い。

またワインと健康食の愛好家しても名高く、ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュのワイン騎士団から名誉ある「シュバリエ」を叙任されているほか、料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有する美食家が集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会の「オフィシエ」でもある。

菰池信彦 たまちホームクリニック院長

日本内科学会認定医、日本消化器病学会認定消化器病専門医、日本消化管学会認定指導医、日本肝臓学会肝臓専門医、日本ヘリコバクターピロリ学会認定感染症認定医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医、日本カプセル内視鏡学会認定医、日本医師会認定産業医

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