② 肝臓がんの治療中はアルコールはダメ?

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【Dr.大友とDr.菰池の対談動画はこちらをclick】

Dr.大友 (イシペディア編集長)
肝臓がんとアルコールはすごく重要な関係があるって話だったと思うんですが。なかなか止められないですよね。

Dr.菰池 (たまちホームクリニック院長)
そういう方、多いですよね。

Dr.大友
肝硬変じゃないという前提で肝細胞がんって指摘された場合はアルコールは絶対だめですか?どういう付き合い方をしたらいいんですかね。

Dr.菰池
そうですね。主治医の先生からどういう話になっているかになると思いますが。

Dr.大友
もちろんそうですね。

Dr.菰池
例えば、肝細胞がんの病気、ステージ次第。つまり、どれくらい進行しているかということですね。
あるいは、今後の治療ですね。手術を勧められている、抗がん剤を勧められている、あるいは経過観察と言って積極的な治療をしない、色んな選択肢が多分提案があると思うので一概には言えないですね。

Dr.大友
言えない。一般的には飲まない方がいいんですよね。

Dr.菰池
もちろんそうですよ。

Dr.大友
今日は飲まないのが前提で。

Dr.菰池
はい。

Dr.大友
でも、飲んじゃう人もいますよね。きっと。

Dr.菰池
多いですね(笑)。

Dr.大友
どういう風に説明するんですか。

Dr.菰池
そうですね。手術とか抗がん剤の治療って、やはり肝機能はいいに越したことは無いと思います。

Dr.大友
なるほど。

Dr.菰池
麻酔のリスクだとか、手術の術後の成績を考えるとですね。なので、アルコールを飲む事で少なからず慢性的な炎症を惹起してしまう。

Dr.大友
惹起、つまり引き起こしてしまう。

Dr.菰池
引き起こしてしまうと、肝細胞がんが当然進行してしまう可能性が増えてしまうので。

Dr.大友
肝臓をアルコールを解毒するために使うことと、身体を再生する肝臓の大事な能力がイマイチ働くなくなってしまうということですね。

Dr.菰池
そうですね。

Dr.大友
なるほど。

Dr.菰池
はい。ですので、極力飲まないようには厳しく指導していますね。

Dr.大友
積極的に治療する、抗がん剤であれ手術であれ、そういった場合はアルコールは無し!って言うことでよろしいでしょうか。

Dr.菰池
はい。

 

大友博之 渋谷セントラルクリニック エグゼクティブ ディレクター

日本抗加齢医学会専門医、日本麻酔科学会専門医、日本医師会認定産業医、国際抗加齢医学会専門医(WOSAAM)

免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、再生医療、運動療法を取り入れた新しい統合医療をベースにした診療で著名人にもファンが多い。最先端の西洋医学に通じている一方で、「鍼治療の魔術師」と呼ばれるほど鍼治療の名手で東洋医学にも造詣が深い。

またワインと健康食の愛好家しても名高く、ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュのワイン騎士団から名誉ある「シュバリエ」を叙任されているほか、料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有する美食家が集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会の「オフィシエ」でもある。

菰池信彦 たまちホームクリニック院長

日本内科学会認定医、日本消化器病学会認定消化器病専門医、日本消化管学会認定指導医、日本肝臓学会肝臓専門医、日本ヘリコバクターピロリ学会認定感染症認定医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医、日本カプセル内視鏡学会認定医、日本医師会認定産業医

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