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[ドクターの㊙レシピ] カラダの痛みがある人に食べさせてあげたい、北寄貝と黄ニラとプラムの炒め物

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プラムの酸味が絶品な一皿

北海道で北寄貝を食べてから、身体が妙にこの貝を欲している。

お刺身で食べられる活きた北寄貝をプラムを使ってさっと炒めてみました。旬の北寄貝の甘みにプラムの酸味がソースのように絡み、相性も抜群。

ピエールはお料理に果物を使うと、その甘みや酸味がいい役目を果たしてくれるので、酢豚以外でも積極的にフルーツを使います。特に魚介は加熱すると酵素が減少するので、果物を一緒に摂ることで酵素を補い、タンパク質の分解や消化を促す効果も期待したいところ…。

ところで北寄貝の正式な名前はウバガイ(姥貝)。
子どもに十分な栄養を摂らせることができなかった昔、乾燥した北寄貝をお母さんが子どもに食べさせたことからその名が付いたそうで、それほど栄養たっぷりな貝ということ。

北寄貝は鉄分が豊富なうえ、ビタミンB12の含有量がほかの貝に比べて突出!鉄分もビタミンB12もヘモグロビンの形成を助け、筋肉や神経の修復にも大事な栄養素

さらに特徴的なのが、ロイシン というアミノ酸を多く含むこと。
ロイシンはインスリンの分泌を促すことで持久力や瞬発力を高めたり、運動後の筋肉を成長・修復させたり、強化する効果があります。疲労を回復させる効果もあるので、運動した後にお召し上がりになるのも良いと思います。

という事で、今日のお料理は慢性の肩こりや腰痛、スポーツで怪我しがちな人に捧ぐ一品
育ち盛りのアスリートを持つお母様は、優しい姥のような気持ちでお子様にふるまってあげて欲しいかな。

北寄貝とプラムの炒めもの  医食同源レシピ

【材料】
北寄貝の身 : 2個分
ニラ : 1わ…5cm長に切る
長ネギ : 1/2本…斜め薄切り
ニンニク : 1片…軽くつぶす
プラム : 2個…1cm角
オイスターソース : 小さじ1/2
醤油 : 小さじ1/2

【作り方】
① フライパンに油をしき、ニンニクを入れて弱火にかける

② 香りが出たら黄ニラと長ネギ、プラムを加えてゆっくりと火を通し、北寄貝を加えてサッと合わせるように炒める

③ 調味料で味を整え、お皿に盛る

シェフドクターピエールのInstagram 【@chefdoctor_pierre】はこちらから!

 

It’s always fun to use the fruit for cooking because it gives the fresh sourness and sweetness.When heating the seafood, fruits will add the enzymes reduced by the heat.

Today’s dish is stir-fried Hokkaido surf clam and plum.The sourness of plum is involved with shellfish like its sauce, and the combination is wonderful.Surf clam is rich in iron, and the content of vitamin B12 is outstanding compared to other shellfish.Both iron and vitamin B12 have a blood boosting effect, which is very important for anemia prevention and athlete.

And it contains a large amount of amino acid called ‘leucine’.Leucine enhances the endurance by promoting insulin secretion and has the effect of growing and repairing the muscle after exercise.

So I believe this dish is suitable for the athletes and someone who are suffering from the chronic pain.

〔シェフドクター PierreのBiography〕

料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフや美食家が集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ及びボルドーワイン騎士団コマンドリー、ブルゴーニュワイン騎士団シュバリエ、シャンパーニュ騎士団シュバリエと各団体から名誉ある騎士号を叙任している。またパリ発祥で国内No1ワインスクールのアカデミー・デュ・ヴァンで’ワインと究極のアンチエイジング’の講座も担当している。

医師としては国内のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、再生医療、運動療法を取り入れた新しい統合医療をベースにした診療でアーティストや財界人にもファンが多い。最先端の西洋医学に通じている一方で、「鍼治療の魔術師」と呼ばれるほどの鍼の名手で東洋医学にも造詣が深い。

渋谷セントラルクリニックエグゼクティブディレクター
日本抗加齢医学会専門医、国際抗加齢医学会専門医(WOSAAM)、日本麻酔科学会専門医

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