密かにつるむらさきがアンチエイジング野菜って話
日本人に大切な栄養素を豊富に含むつるむらさき
Dr.ピエールが検査をしていてアンチエイジングという観点から日本人に足りていないと思う栄養素はビタミンAとマグネシウム。
ちなみにマグネシウムは青汁の原料になりそうなニガいお野菜を探せば大丈夫。
マグネシウムも抗酸化物質として働くだけでなく、ミトコンドリアでのエネルギー産生に関わっていて若々しくいるためには欠かせません。
ビタミンA(野菜に含まれるβカロテンは体内で変換される)は甲状腺ホルモンや成長ホルモンをサポートする働きがあり、新陳代謝の激しい髪の毛、皮膚、粘膜、眼などの機能を保つのに必要。
この二つがたくさん含まれているのがつるむらさき。
Dr.ピエールはつるむらさきのモロヘイヤっぽいネッチョリとネバネバした食感が好き。
一般的につるむらさきはお浸しにして食べることが多いですが、中国では木耳菜と呼ばれといて炒め物にして良く出てきてた!
ということで、Dr.ピエールも炒め物にしたくて作ったのが今日のイタリアン。
穴子と合わせればなんとも洋風でしょ⁉️
つるむらさきのおかげで翌朝はツルツルでしたよ。
Dr.ピエールの穴子とツルムラサキのソテー 生トマトソース 医食同源レシピ
【材料】
穴子の切り身 : 2枚
ツルムラサキ : 1束
ニンニク : 1片…軽くつぶす
塩 : 少々
ミディトマト : 2個…1cm角に切る
塩 : ひとつまみ
白ワイン(モスカート種): 大さじ1(または甘めの白ワイン)
アボカドオイル
黒胡椒
【作り方】
① フライパンにオリーブ油少々をしいてトマトを弱火で加熱し、崩れてきたらワインを入れて一煮立ちさせ、バルサミコ酢を絡める→トマトソース完成。
② 別のフライパンに油とニンニクとツルムラサキを入れて弱火にかけ、葉にうっすら焦げ目がつくまでソテーして取り出す。
③ ②のフライパンで穴子を焼く。火が通って白くなったら取り出してお皿に盛る。
④ ツルムラサキとトマトソースも盛り付け、黒胡椒を振る。
〔大友“ピエール” 博之〕
日本のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、個別化医療(precision medicine)を実践している。免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、運動療法を取り入れた治療で定評がある。
・ 医師 日本抗加齢医学会専門医 / 欧州抗加齢医学会専門医 / 日本麻酔科学会専門医
・ 西洋薬膳研究家、シェフドクターピエールとしても活躍中
・ 渋谷セントラルクリニック代表
・ 一般財団法人 日本いたみ財団 教育委員
・ 料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフなどが集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ
・ ワインにも造詣が深く、フランスの主要産地から名誉ある騎士号を叙任している。
シャンパーニュ騎士団 シュヴァリエ / ボルドーワイン騎士団 コマンドリー /ブルゴーニュワイン騎士団 シュヴァリエ