

[ドクターの食卓から] ヘルシーに酢豚を楽しむ方法教えます!
世界で様々に愛される酢豚料理
世界で一番見かける中華料理はやっぱり酢豚だと思う。
日本でもヨーロッパでもアメリカの片田舎であっても必ずといって良いほど目にする!
それも酢豚の歴史を知ればそれも納得で、広州で西洋人向けに糖醋排骨というお料理をアレンジしたものだから。アヘン戦争の後に華僑がヨーロッパやアメリカに移り住む過程で世界各地に広がっていったのですね。
香港や広州では酢豚の味は英国黒醋、つまりウスターソースで決まると言われていて、本場広州では店ごとにウスターソースこそが腕の見せどころ。
ウスターソースはインド→イギリス→香港みたいな流れで伝来したようで、モルトビネガー、砂糖、ホースラディッシュ、胡椒、シナモン、スターアニスなどハーブたっぷりなものが基本形。
糖化ストレスの高い酢豚を食べるの秘訣は?
ピエールも大好物な酢豚は健康という観点からは糖化ストレスの高い食べもの・・・。
高温で調理している上にソースにも砂糖もたっぷりで決してヘルシーではないので、ピエールは必ずブロッコリーやサツマイモなどの食物繊維の多いお野菜と一緒に食べています。
ちなみに日本風にケチャップを使う場合は、ブドウ糖果糖液糖の含まれていないものを選んだほうが良いと思います。
ブドウ糖果糖液糖はお砂糖よりも糖化ストレスが高いので、無添加なケチャップでヘルシーにいきましょうね!
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〔シェフドクター ピエールの正体〕
渋谷セントラルクリニックエグゼクティブディレクター
日本抗加齢医学会専門医、国際抗加齢医学会専門医(WOSAAM)、日本麻酔科学会専門医
料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフや美食家が集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ及びボルドーワイン騎士団コマンドリー、ブルゴーニュワイン騎士団シュバリエ、シャンパーニュ騎士団シュバリエと各団体から名誉ある騎士号を叙任している。またパリ発祥で国内No1ワインスクールのアカデミー・デュ・ヴァンで’ワインと究極のアンチエイジング’の講座も担当している。
医師としては国内のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、再生医療、運動療法を取り入れた新しい統合医療をベースにした診療でアーティストや財界人にもファンが多い。最先端の西洋医学に通じている一方で、「鍼治療の魔術師」と呼ばれるほどの鍼の名手で東洋医学にも造詣が深い。