サラダ油 さらだあぶら

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サラダ油は植物油の一つで、原材料の多くは菜種や大豆です。天ぷら油など揚げ物に使う油よりも精製度が高く、サラダなどにそのまま生でかけて食べられるため、サラダ油と呼ばれます。製品によってはコーン油やオリーブ油、綿実油などがブレンドされています。

栄養素

サラダ油の主成分は不飽和脂肪酸のリノール酸(n-6系脂肪酸)です。リノール酸は体内で合成できないため、食べ物などから摂取する必要がある必須脂肪酸です。

リノール酸は、全身の細胞膜やホルモンを作る材料となるほか、脳の神経機能を維持するために欠かせない栄養素です。リノール酸が不足すると、皮膚トラブルや腎障害、子どもの発育不全などを引き起こすことがあります。

ただし、摂り過ぎると動脈硬化やアレルギー、高血圧などを招くため、適量を摂取することが大切です。

サラダ油の主な栄養成分(100gあたり 大さじ78杯)

効能・効果

動脈硬化の予防

サラダ油に含まれるリノール酸は、適量であれば、血中のLDL(悪玉)コレステロール値を下げ、動脈効果を予防する効果があります。ただし、摂り過ぎると動脈硬化が進行し、心疾患や糖尿病など生活習慣病のリスクが高まります。

エネルギーの産生

サラダ油は1g9Kcalの高いエネルギーを生み出します。これは糖質に比べて2倍以上のエネルギー量となり、活動に必要なエネルギーを効率よく産生します。

老化防止

サラダ油に含まれるビタミンEには、有害な過酸化脂質(※1)の生成を防ぎ、細胞の老化を防ぐ働きがあります。日本人はビタミンEのおよそ2割を植物油から摂っているといわれています。

骨を丈夫にする

サラダ油に含まれるビタミンKはカルシウムが骨に沈着するときに必要なオステカカルシンというたんぱく質を活性化させ、骨を丈夫にする働きがあります。

(※1)過酸化脂質とは中性脂肪やコレステロールなどの脂質が活性酸素によって酸化されたもの。老化や動脈効果を引き起こす一因になると考えられている。

東洋医学的側面

  • 寒熱:温(体を緩やかに温める)
  • 昇降・収散・潤燥:潤(体を潤す性質)
  • 臓腑:脾、肺
  • 五味:甘(補い滋養する作用)、辛(発散、気を巡らせる作用)
  • 毒性:無毒

 

腸を潤し、便通を改善します。

腸閉塞を予防します。

体液を循環させ、むくみを改善します。

栄養素を上手に摂るための保存方法と調理方法

サラダ油は精製度が高くサラッとしているため、摂り過ぎに気づきにくいデメリットがあります。過剰に摂取すると高血圧や動脈硬化などを引き起こす恐れがあるため、注意が必要です。

天ぷらやフライなど揚げ物に使用したサラダ油は、一度使ったら廃棄して、何度も繰り返して使わないようにしましょう。熱を加えるほど、油の酸化が進みます。

サラダ油は酸化しやすいため、密閉した容器に入れ、直射日光を避け、できるだけ空気に触れないように保存します。開封後はできるだけ早く使い切りましょう。

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