カリン(花梨) かりん

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

のど飴に必ずといっていいほど含まれているかりんは、古くから薬膳の世界で重宝されてきました。美味しいかりんが出荷される旬は10月初旬から12月初旬までです。

栄養素

かりんには、アミグダリンという栄養成分が含まれています。アミグダリンは分解されてベンズアルデヒドという成分に変化し、ウイルスや細菌が喉の粘膜に侵入してきたときに殺菌効果を発揮し、炎症を抑える働きをします。こうした理由から、かりんは昔から咳止めや喘息の改善に利用されてきました。

かりんにはビタミンCやカロテンも豊富に含まれています。ビタミンCはコラーゲンの合成を高めて美肌を促進する上に、肌を白くする美白効果もあります。そしてカロテンには強力な抗酸化作用があり老化を防止してくれるため、美容にはさらに効果的です。

また、かりんには豊富な食物繊維も含まれていますが、特に不溶性食物繊維が多く、便秘を改善する効果があるほかに、有害な物質を吸着して体外に排出する働きがあります。

かりんの主な栄養成分(可食部100gあたり

効能・効果

喘息改善:アミグダリンが喉の炎症を抑え咳を和らげる

免疫強化:ポリフェノールやビタミンCの抗酸化作用が免疫力を強化し感染症を予防する

疲労回復:クエン酸やリンゴ酸がエネルギー再生に必要なTCAサイクルを活性化させ疲労を回復させる

便秘改善:ペクチンが腸内の乳酸菌を増やし整腸促進するとともに腸の蠕動運動を促す

東洋医学的側面

  • 寒熱:温(穏やかに体を温める)
  • 昇降・収散・潤燥:操(体に溜まった余分な水分を排泄する)
  • 臓腑:肝・脾
  • 五味:酸(収斂、免疫力を高める作用)
  • 毒性:なし

 

関節や筋肉の痛みとしびれを改善する

体の余分な水分を取り除き胃を整える

栄養素を上手に摂るための保存方法と調理方法

かりんは新聞紙などにくるんで冷暗所で保存します。特に冷蔵庫に入れる必要はありません。

おすすめの食べ方ははちみつ漬けや果実酒です。かりんの種にはたくさんの栄養成分が含まれているので、はちみつ漬けを作るときには茶葉用ネットなどに入れて種も加えます。またジャムにすると食物繊維を豊富に摂取することができます。

関連するカテゴリ

おすすめ記事

関連する記事はこちら