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④緩和ケア  癌による体重減少を抑える栄養食品やサプリメント【動画】

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Dr.ピエール大友 (イシペディア編集長)  
がんにおける悪液質、体重減少には代謝が関わっていてその代謝を悪化させる最大の理由は慢性炎症だという話でした。ところで慢性炎症には採血データで見たりすることできるんですか。

Dr.川村(川村病院副院長) 
皆さんが検診で見られるような検査項目ですと、肝臓で合成されるアルブミンと呼ばれる蛋白。あとは炎症反応で見るCRPと言われる蛋白。その2つががんにおける慢性炎症のひとつの目安になるのかなと思います。

Dr.ピエール大友 
治療の時はその2つを見ながら治療しているということですね。

Dr.川村 
はい。

Dr.ピエール大友 
がんが進行することで検査結果でこうした項目の値が減ってくるのは分かっているけど、どうにか止めたいと患者さん本人、ご家族は考えていると思います。ズバリ何か良い方法ないんですか?

Dr.川村 
食事ということであれば、分岐鎖アミノ酸やエゴマに代表されるようなオメガ3などのが良いのではと思います。

Dr.ピエール大友 
分岐鎖アミノ酸と言うのはBCAAという形でアミノ酸を足してあげることによって肝臓の機能を保とうとするという理解でよろしいですか。

Dr.川村 
そうですね。

Dr.ピエール大友 
オメガ3不飽和脂肪酸という話でしたが、それはアマニ油だったりエゴマ油だったり、お魚だったらDHAだったりEPA。頭に良い油としても有名ですが、これらは炎症を抑えてくれる?

Dr.川村 
抗炎症作用があるということですね。

Dr.ピエール大友 
アラキドン酸カスケードを抑えることによって炎症を抑えるから
ということは理解できます。

がんが進行していると食欲が落ちたり、十分なカロリーが取れなかったりすることもあるでしょうし、体重が減っているような状況だと胃腸の機能も落ちていて十分な食事ができないこともあると思います。

そうしたことをカバーする飲み物何か良いものないですか?実際に外来で何か出したりすることってあるんですか。

Dr.川村 
オメガ3不飽和脂肪酸であるEPAや蛋白が豊富に含まれているものとしてはプロシュアというドリンクがあります。

Dr.ピエール大友 
アボットが出しているプロシュアですね。オススメすると
患者さん飲まれますか?

Dr.川村 
がんの進行がんでステージが末期の方に限らず、プロシュアを飲んでいる人は胃がんなどの術後の方も合併症が
大変少なくなるといわれています。

Dr.ピエール大友 
僕も結構出すんですけど、青臭いのが苦手という人がいます。

Dr.川村 
そうですね。好き嫌いがどうしてもあるかなと思います。

Dr.ピエール大友 

コーヒーを混ぜると意外とみんな飲めることを最近発見しました。

Dr.川村 
(笑)そうなんですか。

Dr.ピエール大友 
臭みが消えるみたいというお声を聞きます。匂いが気になる人はコーヒーを混ぜてもいいのかなと思います。

ほかにはどうですか?

体が酸化していると抗酸化サプリみたいなもの、例えばビタミンCを飲みたいとかコエンザイムQ10とか L カルニチンみたいなのを飲みたいって方いらっしゃると思うんですけども。

先生はどうお考えですか?

Dr.川村 
保険診療としてはできませんけれども、ご希望のある方に対しては使っていただくのはいいことじゃないかなと思います。

Dr.ピエール大友 
病態的に要するに体が酸化ストレスが多い状況で少しでも緩和してくれたらいいなという希望はちょっとあるかもしれない。

Dr.川村
そうです。

Dr.ピエール大友 
理論的にはおかしくはないということですね。
非常に勉強になりました。

 

大友博之 渋谷セントラルクリニック エグゼクティブ ディレクター

日本抗加齢医学会専門医、日本麻酔科学会専門医、日本医師会認定産業医、国際抗加齢医学会専門医(WOSAAM)

免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、再生医療、運動療法を取り入れた新しい統合医療をベースにした診療で著名人にもファンが多い。最先端の西洋医学に通じている一方で、「鍼治療の魔術師」と呼ばれるほどハリ治療の名手で東洋医学にも造詣が深い。

またワインと健康食の愛好家しても名高く、ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュのワイン騎士団から名誉ある「シュバリエ」を叙任されているほか、料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有する美食家が集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会の「オフィシエ」でもある。

Dr.川村雅彦 Dr.川村病院副院長
日本外科学会 専門医、日本消化器外科学会 専門医指導医、日本消化器内視鏡学会専門医指導医、日本消化器病学会 専門医、消化器がん治療認定医、日本乳がん学会 認定医、日本医師会認定産業医

‘診断から治療、看取りまで’をモットーにどんな時も患者さんの心に寄り添える医師を心がけています。

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