韓国でタコの踊り食い
韓国の伝統的なお料理
韓国で冬のスタミナ料理 といえば、タコの踊り食い(サンナッチ)。
韓国の伝統的な食文化の一つで、特に海岸近くの地域でよく見られる料理です。
「倒れた牛をも立ち上がらせる」とまで言われている一皿を、胡麻油、ニンニク、青唐辛子を添えた現地式のスタイルでいただきます!
使うのは必ず、身が柔らかく生食向きのテナガダコ。
他のタコでは固くて噛み切るのが大変だそう。
生きたままのタコなので、くねくねと動きます。
栄養と集中力と縁起を手に入れる「多幸」
生のタコは、タウリンやマグネシウムなど栄養豊富です。
また、アミノ酸が疲労回復や二日酔いの改善に、鉄分が貧血防止に効果的。
さらに、DHA・タンパク質・カルシウムが豊富に含まれているので、成長期の子供にもおすすめとされており、集中力の向上にも。
ちなみにタコは「多幸」とも書き、
吸盤の様子から「良いものに吸い付く」
スミを吐く姿から「苦難を煙にまく」など、古来から縁起がよいものとされてきました。
栄養と集中力と縁起、生のタコなら一度に手に入れられるかも知れません!
〔大友“ピエール” 博之〕
日本のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、個別化医療(precision medicine)を実践している。免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、運動療法を取り入れた治療で定評がある。
・ 医師 日本抗加齢医学会専門医 / 欧州抗加齢医学会専門医 / 日本麻酔科学会専門医
・ 西洋薬膳研究家、シェフドクターピエールとしても活躍中
・ 渋谷セントラルクリニック代表
・ 一般財団法人 日本いたみ財団 教育委員
・ 料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフなどが集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ
・ ワインにも造詣が深く、フランスの主要産地から名誉ある騎士号を叙任している。
シャンパーニュ騎士団 シュヴァリエ / ボルドーワイン騎士団 コマンドリー /ブルゴーニュワイン騎士団 シュヴァリエ