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[ドクターの㊙レシピ] 人は長ネギとセロリの香りで本当にリラックスできるのか?

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アロマの効果でリラックス!

これまでストレスとは無縁そうに見えていた人も、コロナウィルスによるストレスで気分が落ち着かなくなってきていることを外来をしていて感じます。

個人的には気分が落ち着かないときはアロマに頼るが一番!
ピエールが
ワイン好きなのも、やはりワインの香りが気分を明るくしたり、落ち着かせたりしてくれるから

不安を取り除く癒しのアロマがある野菜って何だろう?という観点で選んでみたのがセロリ白ネギ

なんか普通に中華の定番野菜だけど、この二つのお野菜は教科書的には癒しの野菜。
それを実験してみようと作ったのが今日のお料理

セロリと白ネギの香りで心を落ち着かせる?

セロリにはアピインやセネリンなどの香り成分に精神を落ち着かせる効果があると言われています。

また長ネギに含まれる硫化アリルにも、気を落ち着かせたり疲労回復させたりする効果が知られています。

今回は具材のに合わせたあっさりとしたお料理が作りたくて、白ネギとセロリは細切りにしてみます。
これまであまり意識したことがなかったけど、白ネギを切っているとほのかな香りがします。この揮発性の感じがいわゆる硫化アリルですが、癒されるかというと?・・・な感じです。

次にセロリに取り掛かります。
切っているときは’this is セロリ’という定番の香りが身体にまとわりつき、ピエール的には癒しというよりはムチを入れられて無理やり元気にされるような印象。

・・・ということで、これまでのところ全く癒しの要素がなかったのですが、後半にミラクルが!
セロリと白ネギをお出汁で温めていると、ここでなぜか私は突然幸せな気分になりました。
セロリだけでも白ネギだけでも癒されなかったのに、蟹のお出汁と合わさった途端に、私は温泉にでもいるようなリラックスした気分に!!

最後は白ネギとセロリを敷いた上に同じくお出汁で温めた蟹を盛り付けて完成。
今日はグリーンのお皿に盛られたこともあり、見た目も癒し系だし、食しても滋味深い良い感じに仕上がりました。

今日の結論。人を癒すのはセロリでも白ネギでもなくて’蟹’ですね、多分。。。

心を癒すカニ・ネギ・セロリの炒め物 医食同源レシピ

【材料】
蟹の身
蟹殻のスープ
セロリ
長ネギ 

【作り方】
①野菜は細い千切りにしてフライパンに並べて火を通す

②スープを少しずつ注いで野菜に吸わせてゆく

③②を器に盛り、上に蟹の身を乗せる

シェフドクターピエールのInstagram 【@chefdoctor_pierre】はこちらから!

Can people really relax with the scent of leeks and celery?

I feel that many people are feeling uncomfortable due to the stress of the coronavirus.Celery and leek are said to be healing vegetables, so I tried to see if it is true.
Celery is said to have the calming effect of scented ingredients such as Apiin and Seneline. It is also known that allyl sulfide contained in leeks has the effect of calming and relieving fatigue.
Actually I didn’t feel much healing effect when I cut the vegetables but when I warm them with the soup, I started to feel happy.As soon as the vegetables were mixed with the crab soup, I felt relaxed as if I were in a hot spring.

Warm some crab meat in the stock, and put them on leeks and celery.As served on a green plate, it became a more healing dish.
Conclusion!It’s not celery or leeks that heal people but crabs, maybe…

〔シェフドクター ピエールの正体〕

渋谷セントラルクリニックエグゼクティブディレクター
日本抗加齢医学会専門医、国際抗加齢医学会専門医(WOSAAM)、日本麻酔科学会専門医

料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフや美食家が集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ及びボルドーワイン騎士団コマンドリー、ブルゴーニュワイン騎士団シュバリエ、シャンパーニュ騎士団シュバリエと各団体から名誉ある騎士号を叙任している。またパリ発祥で国内No1ワインスクールのアカデミー・デュ・ヴァンで’ワインと究極のアンチエイジング’の講座も担当している。

医師としては国内のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、再生医療、運動療法を取り入れた新しい統合医療をベースにした診療でアーティストや財界人にもファンが多い。最先端の西洋医学に通じている一方で、「鍼治療の魔術師」と呼ばれるほどの鍼の名手で東洋医学にも造詣が深い。

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