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スーパーアスリートが育つガイヤーン

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鶏肉は身体作りに重要なナイアシンが豊富なアスリート食材!

スポーツをしているお子さんに何を食べたら良いのかというママのリクエストにお応えしてタイの東北地方の焼鳥’ガイヤーン’をアスリートバージョンにアレンジ!

鶏肉身体作りに重要なナイアシン(ビタミンB3)を豊富に含んでいます。

ナイアシン成長ホルモンの分泌促進や関節の炎症を抑える作用があることで、疲労が溜まりやすいアスリートには絶対に欠かせない栄養素。
またナイアシンはメンタルにも超重要
ナイアシンが不足すると
セロトニンやアドレナリンの合成が減りフォーマンスが低下します。勝負強さのためには日頃からナイアシンは欠かせませんよ!

今回はバルサミコ酢を使うことでブドウの力を取り入れたのがポイントなり!
アスリート食材とも言える鶏肉ですが、
ブドウと食べ合わせると疲労回復のスピードがゲキハヤに。
ブドウのクエン酸がエネルギー代謝を活発にし、鶏肉のタンパク質成分亜鉛成分が強壮効果を与えてくれるので疲労回復に効果的。

ところでアスリートが鶏肉でナイアシンを補充する際に、気をつけて欲しいことが一つ。
ナイアシンは乳酸の代謝にも使われるのですが、スポーツ飲料やジュースなどに含まれる『果糖液糖』『果糖ブドウ糖液糖』は体内での乳酸の蓄積へと繋がります。
そのため、『果糖液糖』や『果糖ブドウ糖液糖』を摂取するとナイアシンやその他ビタミンB群が浪費されてしまい、パフォーマンスや疲労回復が低下してしまうのです。

鶏肉を食べたときはナイアシンを無駄にしてしまわないよう、お子様にはスポーツ飲料やジュースを我慢してもらいましょう。
また大人の場合でも、糖質や脂質過多、飲酒によりナイアシンが使われどんどん不足していくため注意が必要です。

漬け込みも要らずバルサミコ酢+αのタレで焼き絡めるだけで完成する、アスリートや疲れが取れにくいと感じる方に、おすすめの簡単レシピ!

Dr.ピエールのタイ風焼き鳥ガイヤーン 医食同源レシピ

【材料】
鶏もも肉 : 1枚
胡椒 : 少々

(A)
バルサミコ酢 : 大さじ2
ナンプラー : 小さじ2

【作り方】
① 鶏肉に塩と胡椒をふり、皮をストレッチして伸ばすようにしながら揉み込む。
② フライパンを弱火にかけ、皮を下にして鶏肉を焼き始める。
③ 7割方火が通ったら(A)のタレをいれ、絡めるように両面を返しながら全体に火を通していく。
④ 艶やかな照りがでて鶏肉の中まで火が通ったら完成。

 

〔大友“ピエール” 博之〕

日本のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、個別化医療(precision medicine)を実践している。免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、運動療法を取り入れた治療で定評がある。

・ 医師 日本抗加齢医学会専門医 / 欧州抗加齢医学会専門医 / 日本麻酔科学会専門医
・ 西洋薬膳研究家、シェフドクターピエールとしても活躍中
 渋谷セントラルクリニック代表
 一般財団法人 日本いたみ財団 教育委員

・ 料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフなどが集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ
・ ワインにも造詣が深く、フランスの主要産地から名誉ある騎士号を叙任している。
 シャンパーニュ騎士団 シュヴァリエ / ボルドーワイン騎士団 コマンドリー /ブルゴーニュワイン騎士団 シュヴァリ

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