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[ドクターの食卓から]フカヒレとおかひじきの異色のカップルの健康効果は??

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フカヒレとおかひじきのコラボレーション

ビルの屋根裏のような秘密空間で女性シェフが料理からサービスまで全部1人でなさる東銀座の隠れ家レストラン。

その終盤にカウンターに供されたのがフカヒレステーキに“おかひじき“ という異色の取り合わせ。
ラー油に彩られたフカヒレもさることながら、トッピングのおかひじきの存在も半端ない。

おかひじきは海藻のひじきと似ていることから“丘のヒジキ“と名付けられたヒユ科のお野菜で、海松菜、水松菜と呼ばれることもあります。

おかひじきはいかにも日本ぽい感じですが、イタリアではアグレッティと呼ばれる結構な高級野菜!
現地ではパスタに入れたり、キッシュに入れたりと日本のおかひじきからは想像もつかないような斬新な使われ方をしています。

フカヒレといえばアンチエイジング、不老長寿と思われる方も多いと思います。

コラーゲンとビタミン・ミネラルでお肌プリプリ、髪の毛フサフサ?

夢を壊したら申し訳ないのですが、“フカヒレ食べて翌朝にはお肌プルプル“は残念ながら医学的な根拠はないというのがこれまでの医学界の常識でした。
フカヒレにコラーゲンが多いのは事実ですが、コラーゲンを食べてもコラーゲンやセラミドができるわけではないので、そうした意見はサプリメントメーカーの広告文句と一蹴されてきたのです。

ただこれまでの常識を吹き飛ばすように、“コラーゲンにビタミンBビタミンC亜鉛などを一緒に摂ると肌の弾力が増した“と2019年にインパクトのある雑誌が論文を発表。

その論理が本当ならコラーゲンたっぷりのフカヒレとおかひじきとの組み合わせで『お肌プリプリ、髪の毛フサフサ』も夢ではないのかな!(ただし、フカヒレを毎日食べられるほどのお金が続くならだけど・・・)

おかひじきにはお肌や髪の毛の原料として重要なカルシウム、鉄分、亜鉛などのミネラルやβカロテンがたくさん含まれています
βカロテンは肝臓と腸管でビタミンAに変換されて甲状腺ホルモンや成長ホルモンをサポートするので、原料があればお肌や髪の毛の再生に役立つのだな。

ただ厳密にいうとアルコールを摂ってしまうとβカロテンは減ってしまうから、本当にアンチエイジング効果を期待している人はお酒なしで食べた方が良いですよ!

Fumi
東京都中央区銀座3-14-16

シェフドクターピエールのInstagram 【@chefdoctor_pierre】はこちらから!

〔シェフドクター ピエールの正体〕

渋谷セントラルクリニックエグゼクティブディレクター
日本抗加齢医学会専門医、国際抗加齢医学会専門医(WOSAAM)、日本麻酔科学会専門医

料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフや美食家が集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ及びボルドーワイン騎士団コマンドリー、ブルゴーニュワイン騎士団シュバリエ、シャンパーニュ騎士団シュバリエと各団体から名誉ある騎士号を叙任している。またパリ発祥で国内No1ワインスクールのアカデミー・デュ・ヴァンで’ワインと究極のアンチエイジング’の講座も担当している。

医師としては国内のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、再生医療、運動療法を取り入れた新しい統合医療をベースにした診療でアーティストや財界人にもファンが多い。最先端の西洋医学に通じている一方で、「鍼治療の魔術師」と呼ばれるほどの鍼の名手で東洋医学にも造詣が深い。

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