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食物繊維とβーカロテンが豊富だから免疫力アップに最適な「アシタバ」 あしたば

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アシタバは日本原産の野菜で、茎と葉の部分が食材として利用されています。「今日葉を摘んでも明日にはまた芽吹く」と言われるほど強い生命力を持っています。アシタバの旬は2月半ばから5月頃までです。

DRピエール的にはアシタバと言えば天ぷらが好物です。

栄養素

アシタバにはビタミンミネラル食物繊維など豊富な栄養が含まれています。

特に、ビタミンはビタミンB12以外の全ての種類が含まれています。特に多いのはビタミンB2ビタミンEです。

ビタミンB2糖質脂質たんぱく質を体内でエネルギーにするなど、代謝を支える重要な栄養素で成長期に欠かせないビタミンです。ビタミンEは血中の悪玉コレステロールを抑制し血液をサラサラにするため、動脈硬化や心筋梗塞の予防に効果があります。

そして、βカロテンの含有量は野菜でもトップクラスです。βカロテンには強力な抗酸化作用があり、老化やガンの予防に効果があります。また、βカロテンは体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や視力維持、皮膚の健康維持などを促進します。

また、食物繊維も豊富に含まれています。食物繊維は腸内の有害物質を吸収して外に排出し、便通を促進させます。また、脂肪の吸収を抑える作用があり、コレステロールや中性脂肪の低下に効果があります。

アシタバの主な栄養成分(可食部100gあたり

効能・効果

ガン予防:カルコンと呼ばれるフラボノイドやβカロテンが抗酸化作用によりガンを予防する

美容効果:ビタミンAが皮膚の新陳代謝をアップさせ、ビタミンCがメラニンの増加を抑制する

ダイエット効果:ビタミンB2が脂肪を燃焼させてエネルギーに変える

成長促進:βカロテンが体内でビタミンに変化して強い骨を作り成長を促進する

東洋医学的側面

  • 寒熱:寒(体の熱を冷ます)
  • 臓腑:腎・脾・胃
  • 五味:甘(補い滋養する作用)
  • 毒性:なし

血管拡張作用

抗炎症、胃酸分泌抑制

栄養素を上手に摂るための保存方法と調理方法

アシタバは乾燥を防ぐために、濡れた新聞紙などにくるんでポリ袋に入れて冷蔵庫で保存します。また、横にすると傷みが早くなるためなるべく立てて保存します。

アシタバに豊富に含まれるβカロテンはとの相性が良く、油と同時に摂ることで吸収力もアップします。そのため、天ぷらなどで食べるのがおすすめです。

 

【監修】 大友博之 渋谷セントラルクリニック エグゼクティブ ディレクター

日本抗加齢医学会専門医、日本麻酔科学会専門医、日本医師会認定産業医、国際抗加齢医学会専門医(WOSAAM)

免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、再生医療、運動療法を取り入れた新しい統合医療をベースにした診療で著名人にもファンが多い。最先端の西洋医学に通じている一方で、「鍼治療の魔術師」と呼ばれるほど鍼治療の名手でで東洋医学にも造詣が深い。

またワインと健康食の愛好家しても名高く、ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュのワイン騎士団から名誉ある「シュバリエ」を叙任されているほか、料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有する美食家が集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会の「オフィシエ」でもある。

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