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”不老不死のお茶”と言われる「ルイボス」 るいぼす

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ルイボスは、南アフリカのように乾燥した、温度差が30℃以上ある場所を好む、マメ科の植物です。針のようにとがった葉は乾燥させ、ルイボスティーとして、「奇跡のお茶」や「不老長寿のお茶」などと呼ばれ飲まれています。また、アルコールに入れてルイボスリキュールとしても用いられます。

栄養素

豊富なミネラルを含み、その他、マグネシウム、カリウム、リン、亜鉛、鉄、銅、マンガン、セレン、ケルセチン、ポリフェノールなども含まれています。

ルボイスティーの主な栄養成分(100gあたり)

カリウム・・・・・・・350㎎
カルシウム・・・・・・190㎎
鉄分・・・・・・・・・10.2㎎
マグネシウム・・・・・156㎎
亜鉛・・・・・・・・・7.57㎎
リン・・・・・・・・・61.5㎎

効能・効果

ルイボスに含まれるカリウムには、利尿作用に効果があり、むくみや余分なナトリウム(塩分)の排出に効果があります。

ルイボスにはスーパーオキシドジムスターゼ(SOD)という抗酸化酵素が含まれており、アンチエイジング効果があると共に、体の毒素を排出するのでダイエット効果も期待されます。

亜鉛やミネラル、ポリフェノールが含まれており、これらの成分には卵子の質を上げる効果があります。また、亜鉛などのミネラルには、体内でエネルギーを発生させ、体温を上昇させ、老廃物を体外へ排出するデトックス効果もあります。

アトピー性皮膚炎を緩和、改善、克服する効果が期待されます。

※甲状腺の疾患を持っている人は控えましょう。

東洋医学的側面

・寒熱:温(穏やかに体を温める)
・臓腑:肝・腎
・毒性:なし

栄養素を上手に摂るための保存方法と調理方法

ルボイスティーの茶葉の保存には、瓶や缶などの密封容器に入れて、直射日光の当たらない、高温多湿を避けた場所で保存してください。冷蔵庫での保存は茶葉の品質が悪くなりますので、常温で保管しましょう。ルイボスティーは茶葉のままよりもティーバックの状態の方が手に入りやすいので、ティーバックも同様に密封容器に入れて保存してください。

ルイボスティーを煮出したものの保存は冷蔵庫で23日位です。ルイボスティーにシナモンを加えると、より一層、毛細血管を丈夫にし、若さと美しさのカギを握るtie2効果を活性化させてくれます。

 

【監修】 大友博之 渋谷セントラルクリニック エグゼクティブ ディレクター

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