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精油成分でぐっすり眠れる「ジャスミン茶・菊花茶」 じゃすみんちゃ

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ジャスミン(茉莉花)や小菊など花の香りを茶葉につけたり、ブレンドしたりして作られたお茶を「花茶」といいます。代表的な花茶にはジャスミン茶(茉莉花茶)や菊花茶などがあげられます。

ジャスミン茶は緑茶やウーロン茶に香りを移して作られ、中国では花茶の生産量の80%を占めています。ジャスミン茶はフレーバーティーの女王ともいわれます。また、菊花茶は花を乾燥させた後、プーアル茶などにブレンドして飲むのが一般的です。

使用する花によって開花時期が異なるため、ジャスミン茶は春から夏、菊花茶は秋頃に作られたものが、もっとも香りが良いといえるでしょう。

栄養素

ジャスミンの花にはベンジルアセテート、ジャスモン、リナロールなどの精油成分が含まれており、リラックス効果やリフレッシュ効果があります。また、カテキンなどの抗酸化作用、抗菌作用のほか、中性脂肪の吸収を抑制する効果などがあります。

菊の花は中国では古くから生薬として用いられており、目の疲れを改善する効果や気持ちをリラックスさせる効果、美肌効果などが期待できます。

ジャスミン茶・菊花茶の主な成分

・ビタミン類:β-カロテンビタミンB群ビタミンCビタミンE
ミネラル類:カリウムカルシウムマグネシウムマンガン
タンニン類(カテキンを含む)
・カフェイン
・フラボノイド(植物に含まれる色素や香り)
・精油成分(芳香成分)

効能・効果

リラックス効果:ジャスミン茶や菊花茶に含まれる精油成分には、精神をリラックスさせ、自律神経やホルモンバランスを整える働きがあります。寝る前に飲むことで睡眠改善効果があります。
リフレッシュ効果:頭をスッキリさせ、集中力を高める効果があります。
抗酸化作用:カテキンには高い抗酸化作用があり、アンチエイジングや免疫力の向上に効果があります。
美肌効果:花茶にはビタミンCが多く含まれ、美肌効果や肌荒れの改善に効果があります。
口臭予防:カテキンには抗菌作用があり、口腔内の除菌や口臭の予防効果があります。
ダイエット効果:脂肪の分解を促進する効果があり、ダイエット効果が期待きます。
便秘解消:菊花茶には便秘解消の効果があります。

東洋医学的側面

・寒熱:温(穏やかに体を温める)
・昇降・収散・潤燥:湿
・臓腑:肝、脾
・五味:甘(補い滋養する作用)・苦(気を降ろす、固める作用)
・毒性:なし

気分を落ち着かせる効果があります。PMSや年期症状の緩和にも効果的です
血行を促進し、胃腸機能を高めます。便秘の予防も期待できます
体に溜まった余分な脂肪を分解し、水分の排泄を促します

栄養素を上手に摂るための保存方法と調理方法

菊花茶は花びらをグラスに浮かべると見た目が美しくなります。
湯呑みはあらかじめ温めておき、急須に75~80℃の高温のお湯を注ぎ1~2分蒸らすと香りが引き立ちます。
香りを逃さないよう茶葉は茶缶や茶筒、密閉できる容器などに入れ密閉し冷暗所で保管しましょう。

 

【監修】 大友博之 渋谷セントラルクリニック エグゼクティブ ディレクター

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