⑧ 乳がん 乳製品は摂ってはダメ?

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【Dr.大友とDr.川村の対談動画はこちらをclick】

Dr.大友 (イシペディア編集長)
乳がんの再発予防についてお伺いしたいと思います。患者さんの中には乳製品について心配される方って結構いると思います。Dr.川村は乳製品についてはどうお考えですか。

Dr.川村(川村病院副院長)
乳製品を摂り過ぎるとその再発のリスクを30%くらいリスクが上がるという論文も有りますので、やはり摂り過ぎないということが大事かなと思います。

Dr.大友
乳製品と言っても多岐に渡りますよね。牛乳そのものだったり、チーズだったり、バターだったり、ヨーグルトに含まれていたり。夏だとアイスクリームだったりで意識しないで摂っていることが僕の患者さん結構多い感じがするんです。
そこで質問です。摂らないってどのくらいのレベルで摂らないの?

Dr.川村
知らず知らずに摂っていることが多いので、例えばパンにはバターをつけない、若しくはつけ過ぎない。

Dr.大友
元々、パンそのものにバターに入っていることも有りますからね。

Dr.川村
パンそのものに入ってることもあるので、完全に除去するのは難しいと思います。個人的には、心のどこかにそういうことを意識付けてるというのが大切かなと思います。

Dr.大友
乳製品の摂り過ぎは良くないかも知れないという発想ですか。

Dr.川村
そうですね。

Dr.大友
それは頭の片隅に有った方がいいということですね。

Dr.川村
はい。

Dr.大友
因みに乳製品の問題ってどこに有るんですかね?
人によっては乳製品とは関係ない色々な物、例えば成長ホルモンが添加されているからじゃないかとか、脂肪の問題じゃないかとかって言われていると思います。
先生ご自身ではどのようにお考えですか?乳がんの再発を予防する上において乳製品は好ましくない理由はなんですか?

Dr.川村
やっぱり、脂肪分ですよね。最初から申し上げているように肥満が乳がんの一番のリスクですから。なるべくそういう肥満に向かうような食事は摂り過ぎないと。

Dr.大友
バターとか入っていると美味しいんですけど太り易いですからね。

Dr.川村
でも美味しいですよね。

Dr.大友
美味しいけど、だからこそ摂りすぎない。カロリーが増えやすくなるってこともその一方で有るわけだから極力減らすよう心がけるという理解でよろしいですか。

Dr.川村
いいと思います。

 

大友博之 渋谷セントラルクリニック エグゼクティブ ディレクター

日本抗加齢医学会専門医、日本麻酔科学会専門医、日本医師会認定産業医、国際抗加齢医学会専門医(WOSAAM)

免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、再生医療、運動療法を取り入れた新しい統合医療をベースにした診療で著名人にもファンが多い。最先端の西洋医学に通じている一方で、「鍼治療の魔術師」と呼ばれるほど鍼治療の名手で東洋医学にも造詣が深い。

またワインと健康食の愛好家しても名高く、ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュのワイン騎士団から名誉ある「シュバリエ」を叙任されているほか、料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有する美食家が集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会の「オフィシエ」でもある。

川村雅彦 川村病院副院長
日本外科学会 専門医、日本消化器外科学会 専門医指導医、日本消化器内視鏡学会専門医指導医、日本消化器病学会 専門医、消化器がん治療認定医、日本乳癌学会 認定医、日本医師会認定産業医

‘診断から治療、看取りまで’をモットーにどんな時も患者さんの心に寄り添える医師を心がけています。

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