タケノコを食べて集中力アップ
琴線に触れる旬の味
ホワイトアスパラガスや山菜など春を彩る野菜は数あるけれど、日本人の琴線に触れる旬の味といえばやはりタケノコ。
そのタケノコを、京都の摘草料理の老舗である美山荘の流れをくむイタリアンの名店、草片にて愉しむ。
香ばしく炭火で焼かれたタケノコの存在感があるからこそ、チーズをまとった木の芽味噌によってイタリア料理になっても、誇り高さを失うどころか強烈な個性を放つわけですね。
相性抜群、タケノコと木の芽
タケノコと木の芽は美味しさという視点からは本当に鉄板な取り合わせなわけですが、医食同源の観点から考えてもやはり上手くできているのです。
タケノコに含まれるチロシンはドーパミンという交感神経を刺激する神経伝達物質の原料にもなるため、集中力や代謝を高める効果も期待できます。
また木の芽とは、芽吹いたばかりの山椒の若芽のこと。
わずかな辛みのもとはサンショウオールというポリフェノール成分で、抗酸化作用にも優れています。
また食欲増進や、胃腸の働きを活発にする効果があるのは皆様よくご存知ですよね。
季節の野菜を愛でて楽しみ、嗅いで楽しみ、食べて楽しみ、真の健康を育みたいですね!
草片
東京都港区西麻布4-4-16 NISHIAZABU4416 B1F
京都「なかひがし」の流れをくみ、イタリアの名店で研鑽を積んだシェフがお届けする、東京都あきる野産の野菜をふんだんに取り入れたお料理。季節の移ろいを色鮮やかに表現。提供される器まで美しい一皿を楽しめるお店です。
〔大友“ピエール” 博之〕
日本のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、個別化医療(precision medicine)を実践している。免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、運動療法を取り入れた治療で定評がある。
・ 医師 日本抗加齢医学会専門医 / 欧州抗加齢医学会専門医 / 日本麻酔科学会専門医
・ 西洋薬膳研究家、シェフドクターピエールとしても活躍中
・ 渋谷セントラルクリニック代表
・ 一般財団法人 日本いたみ財団 教育委員
・ 料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフなどが集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ
・ ワインにも造詣が深く、フランスの主要産地から名誉ある騎士号を叙任している。
シャンパーニュ騎士団 シュヴァリエ / ボルドーワイン騎士団 コマンドリー /ブルゴーニュワイン騎士団 シュヴァリエ