麻の実 あさのみ

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中央アジア、西アジア原産の麻は、初夏に白い花を咲かせ、秋には硬い灰色の殻につつまれた果実(麻の実)が獲れます。この麻の実は噛みつぶすと良い香りとピリッと来る辛みがあり、七味唐辛子の中の1つに用いられます。麻の実には油が30%含まれており、その芳香が麻の実が香辛料として用いられる由縁です。

栄養素

麻の実にはたんぱく質や脂質が多く含まれており、亜鉛や鉄分、ビタミンB1B2、葉酸などのビタミン類が含まれています。またカルシウムやカリウムも多く、炭水化物は7割が食物繊維です。カロリーは他の穀物に比べて高めですが糖質は少ない食物です。

麻の実の主な栄養成分(可食部100gあたり)

効能・効果

麻の実には良質なたんぱく質が含まれており、免疫機能の働きを助ける効果があります。

麻の実には、多くの必須脂肪酸と必須アミノ酸を含んでいます。特に麻実油には、不飽和脂肪酸が大変多く含まれており、リノール酸とαリノレン酸もあり、アトピーや心臓や血管の疾患、関節炎、更年期障害、ガン、自己免疫疾患などに効果があります。

麻の実は漢方では麻子仁(ましにん)ともよばれ、麻子仁には脂肪分が多く含まれ、この油性成分が排便を促進する効果を持っています。

東洋医学的側面

  • 寒熱:平(体を温めも冷やしもしない)
  • 昇降・収散・潤燥:潤(体を潤す性質)
  • 臓腑:脾・胃・大腸
  • 五味:甘(補い滋養する作用)
  • 毒性:なし

潤腸通便、滋養補虚

栄養素を上手に摂るための保存方法と調理方法

麻の実は直射日光や高温多湿を避けて保存して下さい。麻の実はどんな食材ともよく合い、ゴマのように小さな粒ですので、殻を取り除いて食べやすくし、ご飯にかけたり、サラダ、アイスクリーム、ヨーグルトなどのトッピングにも美味しく頂けます。また、すりつぶして味噌に混ぜたりすると、野菜につけるディップになります。

麻の実に含まれるω3(αリノレン酸)は熱に弱いので調理したサラダや料理に直接かけて食べるのがおすすめです。

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