くり(栗) くり

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秋の代表的な食材である栗は高カロリーで栄養バランスのよい食品のため、古くから栄養食として愛されてきました。旬は9月~10月となります。

栄養素

栗の主成分はでんぷんで、エネルギーも可食部100gあたり130キロカロリーと高いので、少量で効率よくエネルギーを補給できます。

栗には色々な栄養素がバランスよく含まれています。特に、疲労回復に欠かせないビタミンB1や風邪の予防に効果があるビタミンCが多く含まれており、デンプン質に包まれていて加熱にも強いため、調理しても栄養が壊れにくいという特徴があります。

また、カリウムも豊富です。カリウムはナトリウムを排出し、むくみや高血圧の予防に効果的です。

そして、渋皮にはポリフェノールの一種であるタンニンが多く含まれています。タンニンには強い抗酸化作用があり、老化や生活習慣病の予防が期待できます。

栗の主な栄養成分(可食部100g本あたり)

炭水化物・・・36.9g
食物繊維・・・4.2g
ビタミンB1・・・0.21mg
ビタミンC・・・33mg
カリウム・・・420mg

効能・効果

高血圧予防:カリウムが体内の余分な塩分を排出し、血圧を抑える働きをする

脳の活性化:炭水化物の含有量が多く、身体の中に蓄えられてエネルギー源となる

疲労回復:ビタミンB1が糖質やアミノ酸の代謝を促し疲労を回復させる

便秘改善:食物繊維が腸の運動を活性化し、腸内環境を整える作用をする

東洋医学的側面

・寒熱:温(穏やかに体を温める)
・昇降・収散・潤燥:昇(気や熱を上昇させる)
・臓腑:脾、胃、腎
・五味:甘(補い滋養する作用)
・毒性:なし

慢性の下痢
足腰のだるさ、足の疲れ、しびれ
血流の改善

栄養素を上手に摂るための保存方法と調理方法

栗は生のままだと乾燥しやすいので、ポリ袋に入れて冷蔵庫に入れておけば一週間程度保存できます。ゆでた栗もポリ袋に入れて冷蔵庫に保存しますが、じゃがいものように傷みやすいので23日で食べきるようにします。

栗は中身だけでも栄養素が豊富ですが、渋皮にはポリフェノールや食物繊維が豊富に含まれているため、渋皮煮にすると栄養を最も効率的に摂取することができます。

 

【監修】 大友博之 渋谷セントラルクリニック エグゼクティブ ディレクター

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