② 食道がんは飲酒と喫煙をしていると33倍なりやすい

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【DRピエール大友と川村先生の対談動画はこちらをclick】

Dr.ピエール大友 (イシペディア編集長)

川村先生のお話しですと、他の多くのがんと同じように食道がんもご多分に漏れず喫煙、アルコールが結構関係しているということですね。

お酒と煙草を吸ってる人っていうのは少なからずいらっしゃると思うんですが、食道がんはいくつくらいから気を付けるべきなんですかね。

Dr.川村(川村病院副院長)

食道がんは大体40歳くらいから増えてくると言われてます。

Dr.ピエール大友

じゃあ40歳以上の男性は胃カメラした方がいいですか。

Dr.川村

した方がいいと思いますね。特にお酒や煙草をやられる方は胃カメラをなさった方がいいと思います。

Dr.ピエール大友

ところでお酒を飲むとどれくらい食道がんになり易くなってしまうんですか。

Dr.川村

統計では大体一日1.5合お酒を飲まれる方は、お酒も煙草もやらない方と比べて大体12倍くらい食道がんになり易いされてます。

Dr.ピエール大友

お酒1.5合って言うと、アルコール度数が日本酒ワインもほぼ同じくらいでしょうから、グラス2~3杯飲むともう超える感じですね。

Dr.川村

そうですね。

Dr.ピエール大友

なるほど。煙草はどうですか。

Dr.川村

煙草は一箱20本ですね。毎日吸う方は、お酒も煙草もやらない方と比べて大体5倍くらい食道がんになり易いとされてます。。

Dr.ピエール大友

煙草でも5倍。お酒が結構やっぱり食道がんに強く関係するということですね。

Dr.川村

お酒が12倍,煙草が5倍ということですね。

Dr.ピエール大友

煙草は吸われない方でも副流煙を吸ってて、つまり周りの人が吸っている煙草の煙を吸っても似たようなことになりうる可能性あるわけですね。

Dr.川村

もちろんそうですね。煙草を吸っていなくても周りに吸っている方がいて副流煙が体内に入るとアセトアルデヒド発生してがんを引き起こすことがあるということです。

Dr.ピエール大友

アセトアルデヒドはお酒(アルコール)を分解する過程でも発生する物質だと思います。アセトアルデヒドによって身体が酸化する、よく言われるように体が錆びることによって細胞がダメージ傷つくという理解でよろしいですか。

Dr.川村

そうですね。

Dr.ピエール大友

ではお酒も飲んで煙草も吸ってしまったら食道がんってかなりなり易くなってしまうってことですか。

Dr.川村

先ほどの12倍と5倍ですからお酒とタバコの両方やると33倍くらい高まると一般的に言われています。

Dr.ピエール大友

それはまずいですね。

Dr.川村

まずいですね。

Dr.ピエール大友

やはりお酒か煙草は絶対どっちかだし両方やらないのが理想なんでしょうけど、両方やる人はかなり、かなり、かなり気を付けないといけないということですかね。

Dr.川村

仰る通りですね。

Dr.ピエール大友

ではこの後は食道がんを防ぐライフスタイルについてお話をお伺いしたいと思います。

 

大友博之 渋谷セントラルクリニック エグゼクティブ ディレクター

日本抗加齢医学会専門医、日本麻酔科学会専門医、日本医師会認定産業医、国際抗加齢医学会専門医(WOSAAM)

免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、再生医療、運動療法を取り入れた新しい統合医療をベースにした診療で著名人にもファンが多い。最先端の西洋医学に通じている一方で、「鍼治療の魔術師」と呼ばれるほど鍼治療の名手で東洋医学にも造詣が深い。

またワインと健康食の愛好家しても名高く、ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュのワイン騎士団から名誉ある「シュバリエ」を叙任されているほか、料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有する美食家が集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会の「オフィシエ」でもある。

川村雅彦 川村病院副院長
日本外科学会 専門医、日本消化器外科学会 専門医指導医、日本消化器内視鏡学会専門医指導医、日本消化器病学会 専門医、消化器がん治療認定医、日本乳癌学会 認定医、日本医師会認定産業医

‘診断から治療、看取りまで’をモットーにどんな時も患者さんの心に寄り添える医師を心がけています。

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