鮎を香ばしく感じないということはパーキンソン病の前兆かも!
匂いと病気予測について
鮎の魅力はほっくりとした味もさることながら、 香魚と呼ばれるだけあってやはり独特の香気にあるとDr.ピエールは思います。
見た目のプレゼンテーションと香りのプレゼンテーションが見事でうっとり。
さて今日は匂いと病気予測のお話をしたいと思います。
匂いがしないと言うのはコロナウィルス感染症の初期症状として話題になっていますが、実はパーキンソン病の初期症状でも同じように匂いがしないことがあります。
パーキンソン病は運動症状の震えやカラダが硬いなどの症状が出る病ですが、そうした症状の数十年前から匂いがしない、便秘といった症状が出ているのです。これは鼻の炎症ではなくて、匂いの神経である‘嗅神経‘の変性が起きているのが原因。
鮎の知られざるパワー 医食同源効果
鮎を食べることは脳のチェックになるだけでなく、老化を防ぐことも期待できます!
Dr.ピエールは鮎の醍醐味の一つは頭から内臓までを丸ごとバリバリと食べることにあると思っています。
実は天然アユの内蔵には神経を若返らせる成分である大量のビタミンB12とビタミンEが含まれています。
ビタミンB12は、神経細胞の修復に、ビタミンEは強い酸化ストレスを防ぐことから脳細胞の老化を予防するためには必要不可欠なビタミンです。
ビタミンB12は天然物の方が養殖物よりも6倍多く含まれているらしいので、記憶力アップ目的の方や病気が心配な人は天然物の鮎を食べてくださいね。
Les Créations de Narisawa
東京都港区南青山2丁目6−15
〔大友“ピエール” 博之〕
日本のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、個別化医療(precision medicine)を実践している。免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、運動療法を取り入れた治療で定評がある。
・ 医師 日本抗加齢医学会専門医 / 欧州抗加齢医学会専門医 / 日本麻酔科学会専門医
・ 西洋薬膳研究家、シェフドクターピエールとしても活躍中
・ 渋谷セントラルクリニック代表
・ 一般財団法人 日本いたみ財団 教育委員
・ 一般社団法人食の拠点推進機構 評価認証委員/食のプロフェッショナル委員
・ 料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフなどが集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ
・ ワインにも造詣が深く、フランスの主要産地から名誉ある騎士号を叙任している。
シャンパーニュ騎士団 シュヴァリエ / ボルドーワイン騎士団 コマンドリー /ブルゴーニュワイン騎士団 シュヴァリエ