DR大友の美肌を作る7つのセオリー
DR大友
紫外線によるお肌のダメージは確かに恐ろしいものがあります。
その一方で、肌のバリアがしっかりとしている場合は受けるダメージも少なくて済みます。
エヴィル女王
肌のバリアが壊れているってどんなこと?
DR大友
体内の水分の蒸発を防ぐ保湿膜(角質細胞)が壊れている
肌を外界の刺激から守るはずのバリア機能が働いていない、という事実。
皮膚には体の表面をカバーして水分の蒸発を防ぐという重要な役割があります。
これを担っているのは水溶性の天然保湿因子(アミノ酸)と脂溶性の細胞間脂質(セラミド)の二つです。
エヴィル女王
そんなこと。私は超高級化粧品でセラミドもアミノ酸もお肌につけさえているから心配いらないわね。
DR大友
女王様、皮膚の細胞は自ら保湿成分を作り出すことができます。
そして毛穴の詰まりがなければ化粧品に頼らずとも皮脂膜をいくつになっても作ることができます。
数多くの化粧品会社がしのぎを削っているにも関わらず、化粧品で使われている人工の保湿成分は天然の保湿成分には遠く及ばないのが現状です。
エヴィル女王
何みんなして私をだましていたというわけ?
なら全員打ち首よ。
DR大友
滅相もございません。
ただ化粧品由来の天然保湿因子(アミノ酸)と脂溶性の細胞間脂質(セラミド)よりも人間が自分で作り出すものの方が性能が良いということを申し上げたまでです。
肌のバリアーは何故壊れてしまうのでしょうか?
それは肌のターンオーバーが正常に起きていないことが原因です。
①角質層がむくむと角質層がはがれにくくなります。
②最表面の角質層がはがれ落ちないと、表皮細胞が次の角質になることが出来なくなってしまいます。
エヴィル女王
結果として正常な角質層が作られないことになり、結果として肌のバリアーが壊れると言いたいのね。
DR大友
ご明察でございます。
ではなぜ角質層はむくむのかを考えてみたいと思います。
エヴィル女王
お風呂の入りすぎ?長風呂をするとむくむものね。
DR大友
女王様。
恐れながら角質層をむくませる原因は以下の通りです。
・ 保湿
・ 化粧水
・ コンディショナー・
・ ムース・ローション
・ 日焼け止め
・ ワセリン
エヴィル女王
何?
お肌にうるおいを与えるはずの化粧品がかえって悪さをすると言いたいの?
どうせ安物の化粧品の話でしょ?
DR大友
化粧品の中でも特に気を付ける必要があるのは界面活性剤です。
なぜなら界面活性剤は、脂溶性の細胞間脂質(セラミド)を溶かしてしまう作用があるからです。
こうしたナチュラルな保湿膜が壊れてしまうと、肌を外界の刺激から守るはずのバリア機能が破綻してしまいます
バリア機能が働いていなければ、紫外線、化粧品などがダイレクトに刺激することにより炎症が起きてしまいます。
エヴィル女王
炎症?あまり難しい言葉を使わないでね。
それで炎症が起きている肌はどうなるの?
DR大友
赤くなります。
お肌の調子が悪い時には、化粧品自体の選択も重要ですね。