半生の鹿ジャーキーを食べれば疲れ知らずの人になれるかも
鉄分豊富な鹿肉で貧血防止
鹿ジャーキーなるものに名店のワインバーで出会った。
半生感の残るお肉にシチリアのレモンとオイルを垂らして食べれば、鼻から抜ける香りがイタリアそのもの。
「身ごもったら布団を質に入れてでも鹿肉を食べよ」という言い伝えがあるほど、鹿肉は昔から体温を上げ、免疫力を高める肉として珍重されてきました。
その理由は鹿肉に含まれる豊富な鉄分。
貧血になりがちな妊婦さんの赤血球が作られることで体内の酸素量を増やし代謝促進につなげてくれるというわけです。
鹿肉に多く含まれるヘム鉄は、野菜などに含まれる非ヘム鉄に比べて吸収率が高いので、貧血の人には特にオススメ。
お母さんが鉄不足であることは、お子さんの発達に関係するから要注意!
疲労回復成分バレニン
貧血の少ない男性にとっても鹿肉を食べるメリットがあります。
鹿肉に含まれる疲労回復成分の「バレニン」は、疲れ知らずに動き回る渡り鳥や回遊魚や多く含まれるイミダペプチドの一種。
肉体だけでなく精神の疲労回復や、睡眠の質の改善に効果的です。
ビタミンB群を豚肉の約2倍も含んでいるので、チョコラBBも良いですが疲れた時は鹿肉を食べるのは理にかなってますね。
鹿肉は自然の食べ物で育つ為、成長ホルモン剤によるアレルギーや残留農薬等による汚染の心配が極めて少ないのもDr.ピエール的には嬉しい点です。
vineria HIRANO
東京都渋谷区千駄ケ谷2丁目5−5 1F
〔大友“ピエール” 博之〕
日本のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、個別化医療(precision medicine)を実践している。免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、運動療法を取り入れた治療で定評がある。
・ 医師 日本抗加齢医学会専門医 / 欧州抗加齢医学会専門医 / 日本麻酔科学会専門医
・ 西洋薬膳研究家、シェフドクターピエールとしても活躍中
・ 渋谷セントラルクリニック代表
・ 一般財団法人 日本いたみ財団 教育委員
・ 料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフなどが集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ
・ ワインにも造詣が深く、フランスの主要産地から名誉ある騎士号を叙任している。
シャンパーニュ騎士団 シュヴァリエ / ボルドーワイン騎士団 コマンドリー /ブルゴーニュワイン騎士団 シュヴァリエ