マグロの胃袋は胃薬⁉️
胃腸が重いのでマグロの胃袋を食す
渋谷のサルディーニャ料理屋さんにて嬉しいメニュー発見。
なんとマグロの胃袋、つまりトリッパを使ったアラビアータ。遠い昔にシチリアでお目にかかってから、またいつか食べてみたいと思っていたメニュー。
行きつけのお寿司屋さんではマグロの胃袋の塩辛は出してくれるけど、こんなイタリアらしいお料理は東京ではそうはお目にかからない。
嬉しかったのは久しぶりに出会えたからだけでなく、ストレスから来ているだろう胃の重さにも効くのではないかと思ったから!
体の不調を治める同物同治の概念
眉唾と言われる人もいるかもしれないし、医学的ではないという人もいるかもしれないけど、Dr.ピエールは同物同治(どうぶつどうち)という概念を信じてる。
これは体の不調を治めるには、調子の悪い場所と同じものを食べるのがいいという薬膳の考え方。
つまり肝臓の調子が悪い時はレバーを、胃の病気のときは胃(ミノ)を、心臓が悪いときは心臓(ハツ)を食べる食養生なのですね。
Dr.ピエール的には精神的に疲れていても肉体的に疲れていても、まず一番大事にしたいのが睡眠。
お食事は少し断食気味にした方が体調には良いこともありますが、もし食べるなら同物同治で!
内臓にはタンパク質に加えてビタミンA、ビタミンB群、亜鉛などのミネラルが豊富だからホルモンをサポートするのに役立っていたのではないかなと考えます。
日本でも宮崎県でマグロのごんぐり煮という胃袋を甘辛く煮たものがあるらしいからいつか食べてみたいな。
Tharros(タロス)
東京都渋谷区道玄坂1-5-2 渋谷SEDEビル1F
〔大友“ピエール” 博之〕
日本のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、個別化医療(precision medicine)を実践している。免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、運動療法を取り入れた治療で定評がある。
・ 医師 日本抗加齢医学会専門医 / 欧州抗加齢医学会専門医 / 日本麻酔科学会専門医
・ 西洋薬膳研究家、シェフドクターピエールとしても活躍中
・ 渋谷セントラルクリニック代表
・ 一般財団法人 日本いたみ財団 教育委員
・ 料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフなどが集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ
・ ワインにも造詣が深く、フランスの主要産地から名誉ある騎士号を叙任している。
シャンパーニュ騎士団 シュヴァリエ / ボルドーワイン騎士団 コマンドリー /ブルゴーニュワイン騎士団 シュヴァリエ