マグロ まぐろ

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日本人が多く食べる魚の代表といえばマグロですが、キハダマグロは春~夏にかけて、また、それ以外の種類は10月~2月の寒い時期に旬を迎える魚です。

クロマグロは、青森や長崎での漁獲が盛んで、それ以外の種類は国内国外様々な場所で水揚げされます。

栄養素

成分比率は部位によって大きく異なり、トロ呼ばれる腹側の部位は脂質が多く含まれます。
一方、赤身の部分は脂質が少なく、良質なたんぱく質を含んでいます。また、ストレスの軽減に関わるとされているナイアシンの含有量はトップクラスです。
血合いの部分は鉄分に加え、ビタミンB12も多いため体の血液を作るのに大きな役割を果たします。

ほんまぐろ赤身の主な栄養成分(可食部70g当たり  刺身約7切れ分)

・エネルギー・・・87.5kcal
たんぱく質・・・18.5g
脂質・・・1.0g
ナイアシン・・・9.9mg

効能・効果

コレステロール低下:マグロに含まれる脂質には、DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)が多く含まれており、血液をサラサラにすることで動脈硬化を予防することが明らかになっています。

貧血の改善:マグロ、特に赤身の部分には血液の材料となる鉄分だけではなく、体で血液を作り出す働きをもつビタミンB12も豊富であるため、貧血の方にはなるべく摂っていただきたい魚です。

体力の回復:タウリンという成分が含まれていることもあり、昔から気力や体力の衰えに冷えを伴う虚弱体質を改善する働きをもちます。

東洋医学的側面

・寒熱:温(穏やかに体を温める)
・昇降・収散・潤燥:昇(気や熱を上昇させる)・収(気を体の内に収める作用)
・臓腑:肝・脾
・五味:甘(補い滋養する作用)
・毒性:なし

栄養素を上手に摂るための保存方法と調理方法

サクの場合、切り口は角が立っているもの、また、ドリップ(赤い汁)がほとんどないものが新鮮です。ペーパータオルで包んでラップを巻き、冷蔵庫で保存しましょう。

生で食べるのは、もちろん新鮮なうちがおすすめです。数日保存するのであれば、しょうゆ漬けにしておくほうが安心です。また、身が厚く、味が染みにくいため、加熱する際も、漬けにしておいたものを使用したほうが美味しくいただけます。

 

【監修】 大友博之 渋谷セントラルクリニック エグゼクティブ ディレクター

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