イシペディア [IshiPedia] > 食事学と医療の大辞典 > シェフドクター ピエールの幸せのレシピ > [ドクターの食卓から] 心のこもったスープを飲めばα波が出るかも

[ドクターの食卓から] 心のこもったスープを飲めばα波が出るかも

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

記憶に残るバンコク路地裏の薬膳スープ

スープって不思議で国の数だけ、いや民族の数だけこだわりがある。
その中でも世界3大美味スープといわれているのはフランスのブイヤベース、中国のフカヒレスープ、そしてタイのトムヤムクン。

日本も含めてそれ以外にも美味しいスープは数あれど、ピエールの記憶に残るスープはバンコクの路地裏にある。
ここでは、御年80歳超えのスープマスターであるおじいちゃんの手によって、毎日10種類以上の薬膳スープがずらり。使われるのは烏骨鶏や、四川から取り寄せるアミガサタケ、干して栄養分を凝縮させた金針菜など、こだわりの食材たち。

5時間以上じっくり蒸されたスープに癒される

調理法の最大の特徴は、5時間以上をかけてゆっくりとスープを蒸し上げるという点。
じっくりと蒸すことで食材のエキスや栄養分はあますところなくスープに溶け出し、うまみはゆっくりと抽出されて、なんとも滋味深い風味になるのです。
また、沸騰させないことでアクが出にくいことから透き通ったスープになるというのも蒸しスープのメリット。

今では薬膳スープとジャンル分けされていますが、中世から近世にかけてのヨーロッパでは、スープは医者が処方する薬の一種であったことも
現代でも病気の回復期にスープを飲んだり、災害などの炊き出しで作られたりするのは、栄養価のためだけでなく、スープを飲むと脳波にα波が多量に出現して気持ちがリラックスして、心と身体の癒しをもたらすから

夏休みだからこそ、手間はかかるけど愛情たっぷりの蒸しスープをぜひ試していただきたいです。


シェフドクターピエールのInstagram 【@chefdoctor_pierre】はこちらから!

Along with French bouillabaisse and Chinese shark fin soup, Thai Tom Yum Kung is said to be one of the three delicious soups in the world, but there still are other fabulous soups in Thailand.

At the back of quiet alley, more than 10 kinds of steamed herbal soup are lined up daily by the hands of soup masters over 80 years old.
By carefully steaming for a long time, extracts and nutrients of the ingredients fully dissolve into the soup.

In medieval Europe, the soup was also the type of medicine prescribed by doctors.And even today, people take soups when get sick. It must be because the soup has the healing effect as well as nutrition.

〔シェフドクター ピエールの正体〕

渋谷セントラルクリニックエグゼクティブディレクター
日本抗加齢医学会専門医、国際抗加齢医学会専門医(WOSAAM)、日本麻酔科学会専門医

料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフや美食家が集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ及びボルドーワイン騎士団コマンドリー、ブルゴーニュワイン騎士団シュバリエ、シャンパーニュ騎士団シュバリエと各団体から名誉ある騎士号を叙任している。またパリ発祥で国内No1ワインスクールのアカデミー・デュ・ヴァンで’ワインと究極のアンチエイジング’の講座も担当している。

医師としては国内のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、再生医療、運動療法を取り入れた新しい統合医療をベースにした診療でアーティストや財界人にもファンが多い。最先端の西洋医学に通じている一方で、「鍼治療の魔術師」と呼ばれるほどの鍼の名手で東洋医学にも造詣が深い。

この記事を書いた人

関連するカテゴリ

おすすめ記事

関連する記事はこちら