腸内の免疫力をアップさせる「菜の花」 なのはな

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春になると一面黄色に染まった、壮観な菜の花畑が思い浮かびます。春を告げる食材としての菜の花は、味はほろ苦く、独特の香りがありますが、栄養素のバランスが非常に良く、抗酸化作用のあるビタミンA、C、 Eを豊富に含んでいます。

DRピエールの得意料理の一つに菜の花のパスタがあります。アブラナ科のお野菜で免疫力アップに役立っています。

栄養素

菜の花にはカルシウムが多く含まれており、骨を作るために必要なビタミンKも豊富なので、骨粗鬆症予防に効果があります。また、カルシウムはイライラなどのストレスを緩和する効果もあります。

菜の花は鉄分が豊富な食材で貧血予防になり、また菜の花には抗酸化作用のあるイソチオシオネートが含まれています。

茹でた菜の花には食物繊維が豊富で、便秘予防になります。そしてカリウムは冷え症やむくみを改善します。

菜の花の主な栄養成分(可食部100gあたり)

効能・効果

貧血改善・妊婦の栄養補:鉄分が豊富な食材ですが、植物の鉄分の体内への吸収が悪いのを豊富なビタミンCが助け・鉄欠乏性貧血を予防する効果があります。
抗酸化作用:菜の花に含まれるイソチオシアネートが抗酸化作用によってドロドロの血液をサラサラに改善する効果があります。
便秘・ダイエット効果:菜の花の苦み成分であるケンフェロールは体内のエネルギー代謝を促進し脂肪の燃焼を助けます。
冷え症・むくみ改善:含まれているカリウムが、高血圧やむくみの緩和に効果があります。
美肌効果:各種のビタミンが多く含まれており肌の角質化を防ぎ、肌の乾燥を防止します。

東洋医学的側面

  • 寒熱:温(穏やかに体を温める)
  • 昇降・収散・潤燥:特になし
  • 臓腑:肝・肺・脾
  • 五味:辛(発散・気を巡らせる作用)・苦(気を降ろす、固める作用)
  • 毒性:なし

気血を巡らせ、瘀血(おけつ)を改善し、血液を綺麗にします。

栄養素を上手に摂るための保存方法と調理方法

ビタミンが壊れますので、あまりしっかりと熱を入れずに、さっと炒めるか、さっと茹でて食べて下さい。

蕾が密集していて葉や切り口がみずみずしく張りのある物を選んで下さい。花が開き始めると苦みやエグミが強くなりますので、蕾の開いて無い物を選んで下さい。

保存方法は、湿らせた新聞紙やキッチンペーパーに包んで冷蔵庫の野菜室で保存すれば2,3日大丈夫です。もっと長く保存したい場合は、さっと茹でてラップにくるみ冷凍して保存して下さい。

 

【監修】 大友博之 渋谷セントラルクリニック エグゼクティブ ディレクター

日本抗加齢医学会専門医、日本麻酔科学会専門医、日本医師会認定産業医、国際抗加齢医学会専門医(WOSAAM)

免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、再生医療、運動療法を取り入れた新しい統合医療をベースにした診療で著名人にもファンが多い。最先端の西洋医学に通じている一方で、「鍼治療の魔術師」と呼ばれるほどハリ治療の名手で東洋医学にも造詣が深い。

またワインと健康食の愛好家しても名高く、ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュのワイン騎士団から名誉ある「シュバリエ」を叙任されているほか、料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有する美食家が集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会の「オフィシエ」でもある。

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