新時代のベジタリアン寿司で乾杯
海外の料理人たちが手掛ける新発想の野菜寿司たち
最近、世界各地でベジタリアン寿司を見かける機会が増えた気がします。
食の趣向、倫理的なこともあるでしょうし、そもそも温暖化の影響もあって海産物がいつまでも食べられるか分からないこともあるのかも。この前も新年早々JALのラウンジに寄ったら、こんにゃくを用いた野菜寿司が用意されていて、様々なお客さんの立場に寄り添おうとしている姿勢が素敵だと思ったばかり。
でもなんといっても出来栄えに驚いたのはロサンゼルスのマリナデルレイにあるPLANTA cocina。
見た目だけでは判別できないくらいの精巧な野菜寿司が素敵すぎる。
漬けマグロに見立てているのはスイカの皮がベースで、うなぎに見立てているのはお茄子をトリュフ味噌にしたもの。
カリフォルニアロールも含めて、お味も海外で中途半端な”本当”のお寿司を食べるよりも遥かに美味しい。
ベジタリアン、ヴィーガンの調理に長けた海外勢が新発想の野菜寿司を開発しているので、日本も負けずに新たな工夫して行く必要があるのかもしれません。
ベジタリアンの起源は数学者ピタゴラス
ご存知の通り、ベジタリアンとは「肉・魚を食べずに植物性食品を食べる人」
(植物性食品=野菜、果実、穀物、豆、海藻、きのこ等)
ラテン語で「健全な」「活力のある」という意味のVegetusを語源をもとにされているようです。
ベジタリアンの起原は古代ギリシャで、最初にベジタリアンを提唱し、自ら実践したのはピタゴラス。
ピタゴラスといえば数学の人だとばかり思っていましたが、哲学者でもあったのには正直驚きました。
ちなみにピエールはロサンゼルスの野菜寿司はミモザ(オレンジ+シャンパーニュ)、出汁感のある日本の野菜寿司はシャンパーニュで楽しみましたよ。
PLANTA cocina
1460 P St NW,Washington, DC 20005
〔大友“ピエール” 博之〕
日本のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、個別化医療(precision medicine)を実践している。免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、運動療法を取り入れた治療で定評がある。
・ 医師 日本抗加齢医学会専門医 / 欧州抗加齢医学会専門医 / 日本麻酔科学会専門医
・ 西洋薬膳研究家、シェフドクターピエールとしても活躍中
・ 渋谷セントラルクリニック代表
・ 一般財団法人 日本いたみ財団 教育委員
・ 一般社団法人食の拠点推進機構 評価認証委員/食のプロフェッショナル委員
・ 料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフなどが集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ
・ ワインにも造詣が深く、フランスの主要産地から名誉ある騎士号を叙任している。
シャンパーニュ騎士団 シュヴァリエ / ボルドーワイン騎士団 コマンドリー /ブルゴーニュワイン騎士団 シュヴァリエ