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[ドクターの食卓から] 森のバターで肝臓をリフレッシュ

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アボカドは栄養満点「森のバター」

大正時代にもたらされたアボカドは脂肪や脂溶性ビタミンを豊富に含むので「森のバター」とも呼ばれる栄養価の高いお野菜

ピエールがなんと言ってもアボガドをことあることに食べようと思うのは、ワインも含めて肝臓をイジメ過ぎだと思っているから。

肝臓の働きを正常に保つことには様々な利点があるのですが、アボカドは肝臓の強力なサポーターなのです!
というのも、肝臓の解毒機能を高めてくれるグルタチオンやミトコンドリアをリフレッシュさせるコエンザイムQ10、ビタミンEが豊富だから

またアボカドには、コレステロールの吸収を抑えるオレイン酸、リノレン酸、リノール酸などの不飽和脂肪酸が豊富に含まれており、動脈硬化の予防にも効果あり

他にもプロトカテク酸やルチン、カロテノイドなどのファイトケミカルを多く含んでいることから癌の予防まで期待できてしまうのです。

だからコーヒーを頼むついでに出てきたサンドイッチがこんなにアボカド盛り盛りでなんか得した気分の週末になりました。

 アボカドのうれしい効能・効果

・肝機能回復: 解毒作用があり肝機能の働きを助けるグルタチオンが含まれています。

・動脈硬化予防: アボカドに多く含まれる不飽和脂肪酸は、コレステロールの吸収を抑制し動脈硬化を予防します。

・がん予防: プロトカテク酸にはガン細胞の増殖を抑制する効果があるほか、抗がん作用の強いルチンやカロテノイドなどのファイトケミカルを多く含んでいます。

・抗酸化作用: 脂溶性のビタミンE、水溶性のビタミンCには抗酸化作用があります。

・老化防止: 悪玉コレステロールを減少させる不飽和脂肪酸や、抗酸化作用があるビタミンEやビタミンCには老化防止効果があります。

・免疫力向上: ビタミンAには免疫力を向上させる効果があります。

肝臓のために休肝日ってどれくらい取ったらいいの?

肝臓の専門医菰池信彦先生とイシペディア編集長大友博之先生にお答えいただきました。

休肝日ってどれくらい取ったらいいの?という事について、一番簡単なお答えは週2回程度の休肝日と言うのが肝臓専門医からのまず一つの提言です。

休肝日を作るのと一週間のうち2日分けて取るのとではこれも臨床研究では差はないっていう結果になったそうです。
肝臓は再生能力がある臓器ですので、一旦ダメージを受けてもまた元に戻る力が有るので2日休んでも分けて休んでも、一週間後にはあまり変わらないっていうことです。
肝臓のダメージとしてはやっぱり一週間アルコールの量が重要ということですね。

また、全てのがん10%~15%くらいはアルコールが関与しています。
アンチエイジングの側面から言うと、アルコールを飲むと夜間に分泌される成長ホルモンが減り、飲まない日に比べると70%くらい分泌量が減るという報告もあります。
ところが連続飲酒を止めるとこちらはピュンと戻るんですね。
そういう観点からするとあい間に休肝日を入れた方がいいのかなと思います

飲まない方がよいのが前提ですけど、人間の楽しみの部分とどういう風に共存していくのかを考えられるとよいですね!

詳しい対談内容はこちら→様々ながんに食事から向き合う
「肝臓がんになった後の食事」⑰ 肝臓がん 休肝日はどれくらい作るのが正解?

 

シェフドクターピエールのInstagram 【@chefdoctor_pierre】はこちらから!

〔シェフドクター ピエールの正体〕

渋谷セントラルクリニックエグゼクティブディレクター
日本抗加齢医学会専門医、国際抗加齢医学会専門医(WOSAAM)、日本麻酔科学会専門医

料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフや美食家が集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ及びボルドーワイン騎士団コマンドリー、ブルゴーニュワイン騎士団シュバリエ、シャンパーニュ騎士団シュバリエと各団体から名誉ある騎士号を叙任している。またパリ発祥で国内No1ワインスクールのアカデミー・デュ・ヴァンで’ワインと究極のアンチエイジング’の講座も担当している。

医師としては国内のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、再生医療、運動療法を取り入れた新しい統合医療をベースにした診療でアーティストや財界人にもファンが多い。最先端の西洋医学に通じている一方で、「鍼治療の魔術師」と呼ばれるほどの鍼の名手で東洋医学にも造詣が深い。

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