世界で一番美味しいカレーは機内にあり️

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ジャカルタでのルンダン探しとレモングラスの力

    インドネシアの首都ジャカルタへ。

    初めて訪れるジャカルタはカメラを向ければ皆さんがはにかんだ笑顔を返してくれる優しさに溢れた街。
    世界第三位の大きさを誇るモスクや近い将来には世界第4位のGDPになるくらいの人口、そして豊富な資源もありスゴい活気!

    ジャカルタを訪れた理由の一つは、2017年にCNNによって世界一美味しい料理に選ばれたルンダンを食べるため。ルンダンはパダン料理で、お肉をココナッツミルクと香辛料で長時間煮込んだものです。

    ジャカルタは東京と変わらない暑さでしたが、それでも外に一日中出ていると汗もかくので脱水になりがち。かつての北京を上回るほどの大気汚染もあり、体調管理には気をつけなければなりません。

    こうした時はカレーに含まれるレモングラスが良い仕事をしてくれます。
    カルシウムやリン、鉄、マグネシウム、カリウムなどのミネラルが豊富なので、脱水や大気汚染物質から身体を守ってくれるのが嬉しい。(きっとピエールが二日酔いの時にカレーを食べたくなるのも同じ理由)

    機内のサプライズと、焼き鳥×バリ産ワイン

    そういった期待もあり、ジャカルタでは何箇所かでルンダンを試しましたが、残念ながら「世界一」と思えるカレーには出会えませんでした。
    しかし、最後にカタール航空の機内で食べたビーフルンダンが最も心に響く味だったという驚きの結末が待ってました。

    ところでインドネシアは90%はイスラム教徒が占めている国なので、お酒(ワイン)が飲めないと思ってらっしゃる方も多いと思います。

    しかし、実はバリではワインの生産もしていて、現地に駐在している方に焼き鳥とワインのペアリングをご馳走になりました。

    ピエール的には焼き鳥にはHATTEN wineのAGA red、100%バリ産のSyrah,Alphonse Lavellee,Malvasia のブレンドがピッタリだと感じました。

     

    〔大友“ピエール” 博之〕

    日本のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、個別化医療(precision medicine)を実践している。免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、運動療法を取り入れた治療で定評がある。

    ・ 医師 日本抗加齢医学会専門医 / 欧州抗加齢医学会専門医 / 日本麻酔科学会専門医
    ・ 西洋薬膳研究家、シェフドクターピエールとしても活躍中
     渋谷セントラルクリニック代表
     一般財団法人 日本いたみ財団 教育委員

    ・ 料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフなどが集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ
    ・ ワインにも造詣が深く、フランスの主要産地から名誉ある騎士号を叙任している。
     シャンパーニュ騎士団 シュヴァリエ / ボルドーワイン騎士団 コマンドリー /ブルゴーニュワイン騎士団 シュヴァリエ 

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