オマールエビの甘酢炒め 宮廷風

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

西太后が仏様にお供えした といわれる料理

厲家菜でのメインの1品目は「オマールエビの甘酢炒め 宮廷風」

西太后の食卓には毎回100皿以上(!)のお料理が並び、その中から1皿を仏様にお供えするのが習わしだったそう。
そこでよく選ばれていたのが、オマール海老。

 

豊富な栄養素を含む高タンパクで低脂肪のオマール海老

豪華だから…ではなく、輸送技術に乏しいこの時代、他国からの献上物として海を渡ってきたものの大半がダメになっており、
「捨てたら外国問題になりそうだしマズいよなぁ…」
「でも西太后に食べさせられたもんじゃないし」
「あ、お供え物にしちゃえば!」

的な苦肉の策だったようです。

オマール海老には、善玉コレステロールを増やし、高血圧の低下や肝臓の解毒能力の強化、疲労回復に効くタウリンが多く含まれます。
ミネラルの一種セレン脂質たんぱく質をエネルギーに変えビタミンEの30~40倍もの抗酸化作用も

免疫系を正常に保ち、動脈硬化などの生活習慣病を予防する効果があります。

皆様は新鮮なものを、是非!

このレストランは、西太后時代に高級官僚を務めていたレイ子嘉(レイ・ズーチャー)を創始者とする、中国清王朝時代の宮廷料理を今に伝える稀有な料理店です。
日々皇帝や西太后に提供された料理の数々は、食品添加物を一切用いず、医食同源の発想を原点とした身体に優しく内面から人を美しくする力を持った長寿食を堪能できます。

中国府邸菜   厲家菜 銀座
東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル9階

 

〔大友“ピエール” 博之〕

日本のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、個別化医療(precision medicine)を実践している。免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、運動療法を取り入れた治療で定評がある。

・ 医師 日本抗加齢医学会専門医 / 欧州抗加齢医学会専門医 / 日本麻酔科学会専門医
・ 西洋薬膳研究家、シェフドクターピエールとしても活躍中
 渋谷セントラルクリニック代表
 一般財団法人 日本いたみ財団 教育委員

・ 料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフなどが集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ
・ ワインにも造詣が深く、フランスの主要産地から名誉ある騎士号を叙任している。
 シャンパーニュ騎士団 シュヴァリエ / ボルドーワイン騎士団 コマンドリー /ブルゴーニュワイン騎士団 シュヴァリエ 

 

この記事を書いた人

関連するカテゴリ

関連する記事はこちら