昔ながらの製法だからこその最高の和三盆

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

最高の和三盆とは。
その答えを探しに、徳島県に5件しか残っていない和三盆の作り手のひとつである岡田製糖所を訪ねました。

こちらでの作り方は、職人の手の感覚がすべてという伝統的なもの。
特に、白下糖から糖蜜を抜いて白くするために何度も圧をかけて練る手法は、今では他に見られる所も少ないそう。

昔はこの練る作業をお盆の上で3回行っていたため、和三盆と呼ばれるようになりました。こうして出来上がった和三盆は出来立てであればあるほど水分が残っていて、何のためらいもなくふんわりと溶けてなくなる繊細さ。
長い余韻を残す柔らかな甘みには確かに他と一線を画すものがあり、丁寧な手仕事の恩恵に感謝せずにいられない逸品でした!

フレッシュなイチゴの酸味にも、透明感のある甘さが寄り添う。

 

岡田製糖所
徳島県板野郡上板町泉谷原中筋12-1

 

〔大友“ピエール” 博之〕

日本のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、個別化医療(precision medicine)を実践している。免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、運動療法を取り入れた治療で定評がある。

・ 医師 日本抗加齢医学会専門医 / 欧州抗加齢医学会専門医 / 日本麻酔科学会専門医
・ 西洋薬膳研究家、シェフドクターピエールとしても活躍中
 渋谷セントラルクリニック代表
 一般財団法人 日本いたみ財団 教育委員

・ 料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフなどが集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ
・ ワインにも造詣が深く、フランスの主要産地から名誉ある騎士号を叙任している。
 シャンパーニュ騎士団 シュヴァリエ / ボルドーワイン騎士団 コマンドリー /ブルゴーニュワイン騎士団 シュヴァリエ

この記事を書いた人

関連するカテゴリ

おすすめ記事

関連する記事はこちら