寿司の起源もタイ料理にあり?
タイ北部の伝統的保存食”プラーソム”
世界で日本料理の代名詞ともいえる「寿司」。
タイでも寿司は今大人気になっている。
その寿司の起源は、実はタイ料理にある?という話。
タイ北部の伝統的保存食とされてきた「プラーソム」。紀元前に稲作文化と共に日本に伝えられ、その原型が琵琶湖の鮒寿司になったというのが定説。
こちらの写真が「プラーソム」。確かに一見すると鮒寿司と思ってしまう・・・。
プラーは「魚」、ソムは「酸っぱい」。
淡水魚にもち米とニンニクや塩を詰め、放置して乳酸発酵させて作る。
発酵臭…試してみる
“足の匂い”なんて言われてるけれど、揚げて薬味と共に食すので、発酵臭に慣れた我々日本人にとっては可愛らしい香り。
そしてタイではこれに容赦なく唐辛子かけて食らう。元々鯉など川魚で作る料理だが、最近ではタイ人のサーモン好きが高じてサーモンで作られることも増えてきている。
酸っぱい西京漬けの鮭、をイメージしていただくと分かりやすい。
〔大友“ピエール” 博之〕
日本のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、個別化医療(precision medicine)を実践している。免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、運動療法を取り入れた治療で定評がある。
・ 医師 日本抗加齢医学会専門医 / 欧州抗加齢医学会専門医 / 日本麻酔科学会専門医
・ 西洋薬膳研究家、シェフドクターピエールとしても活躍中
・ 渋谷セントラルクリニック代表
・ 一般財団法人 日本いたみ財団 教育委員
・ 料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフなどが集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ
・ ワインにも造詣が深く、フランスの主要産地から名誉ある騎士号を叙任している。
シャンパーニュ騎士団 シュヴァリエ / ボルドーワイン騎士団 コマンドリー /ブルゴーニュワイン騎士団 シュヴァリエ