ペプチド結合とペプチド  ぺぷちどけつごうとぺぷちど

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アミノ酸はアミノ基(-NH2)とカルボキシル基(-COOH)を持つ有機化合物の総称です。有機化合物とは分かりやすくいえば、炭素(C)と結びついた化合物のことです。

アミノ酸同士が結びつく時にはアミノ基の部分とカルボキシル基の部分が結合します。これをペプチド結合といい、アミノ酸が2つ以上数個つながったものをペプチドと呼びます。ペプチドにさらにアミノ酸やペプチドがつながって大きな分子になったものがタンパク質です。

このペプチド結合は非常に強固な結合力があり、簡単には壊れにくい構造をしています。タンパク質のペプチド構造を完全に分解するには、塩酸に溶かして圧力釜で12日ほど煮なければならないくらいの強い結束力があります。それゆえ骨や筋肉など体の土台を構成することができるのです。

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