生体組織の構成成分 せいたいそしきのこうせいせいぶん

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人体を構成する元素のうちミネラルは主要元素の全体の4%を占めております。ミネラルとは構成成分のうち、酸素、炭素、窒素、水素を除く全ての元素のことを言います。これらの元素を主要元素と言い、生体の全質量のうち96%を占めています。

その内訳は以下の通りです。
・酸素  65%
・炭素  18%
・窒素  3%
・水素  10%
・ミネラル  4%

その4%の内訳は、7種類の主要ミネラルが大半を占めます。
・カルシウム  1.5~2.1%
・リン  0.8~1.2%
・カリウム  0.3~0.4%
・硫黄  0.25~0.3%
・ナトリウム  0.15~0.2%
・塩素  0.15~0.2%
・マグネシウム  0.05~0.1%

その他にも微量ミネラルである鉄、亜鉛、セレン、マンガン、銅、ヨウ素、モリブデン、コバルト、クロムが微量に含まれております。
ミネラルは長期間にわたって不足した場合欠乏症になるため、人体の構成には欠かせない必須元素と判断されています。

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