① パーキンソン病のよくある症状について学ぶ

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【DRピエール大友と余郷先生の対談動画はこちらをclick】

Dr.ピエール大友 (イシペディア編集長)
今日はパーキンソン病について僕の同級生で神経内科の専門医でいらっしゃる曙ホームクリニックの余郷先生にお話をお伺いしたいと思います。

ところでパーキンソン病は多いらしいですね。

Dr.余郷(曙ホームクリニック院長)
そうですね。今70歳以上で100人に1人ぐらいと言われてます。私たちの同級生が100人だったと思うんですけど、おそらく1人ぐらいが70歳以上になってパーキンソン病になるくらいいます。

Dr.ピエール大友
かなりですよね。

Dr.余郷
かなりですね。

Dr.ピエール大友
100人に1人と言ったらもうメジャーな病気ですね。

Dr.余郷
メジャーですね。介護の領域とかでも ’何か困っていることありませんか?’ と聞きに行くと、皆さんパーキンソン病と言うのが認知症よりもあがるくらいです。

Dr.ピエール大友
男性が多いとか女性が多いとか、そういうのはあるんですか?

Dr.余郷
日本では女性の方が多いみたいですけれども、世界では多少男性の方が多い所もあるので国によって違うかもしれないですね。

Dr.ピエール大友
パーキンソン病の症状は?

僕は子供の頃に映画バックトゥザフューチャーのマイケル・J・フォックスがパーキンソン病になったと言うことでパーキンソン病と言う名前を知ったんですけど、具体的にどんな感じになってしまうのかを教えて頂けますか?

Dr.余郷
目立つ症状としては4つありまして、1つが振戦(しんせん)と言う震えです。あとは固縮と言う関節が硬くなる方。あと姿勢保持障害と言い転びやすくなるとか、倒されたときに姿勢を保てないと言うアンバランスな感じ。あとは動作緩慢と言いまして動きが遅くなってくると言うのが4大症状です。

Dr.ピエール大友
なるほど。今のお話ですと動きだけですか?
言葉が出にくくなるとか認知症になるとか、そういうのとは違うんですよね?

Dr.余郷
例えばその運動症状と言われてるのがそれにあたります。運動症状の中にも声が小さくなるとか字を書くのが小さくなるとか、歩幅が小さくなるなど全体的にいつもよりも小さい感じと言うのが出てきますね。

それは運動の問題で精神症状と言うような形で言うと、鬱とかそういうものが出てきたり、あとは自律神経障害が出てきます。ところで自律神経障害分かりますか?

Dr.ピエール大友
自律神経障害、ぜひ詳しく教えて頂きたいですね。

Dr.余郷
例えば私たちは胃を動かそうとして動かしたり、心臓を動かそうとして動かしたりはしていないと思いますが、そういうことをやってくれている神経が自律神経と言います。そういう神経の障害が起きてしまって便秘とか血圧が下がってしまうと言うようなものが結構よく見られる症状ですね。

Dr.ピエール大友
なるほど。パーキンソン病は症状が多彩なんですね。

Dr.余郷
症状多彩なんですよ。

Dr.ピエール大友
このあとは詳しくいろいろとお伺いしたいと思います。

 

大友博之 渋谷セントラルクリニック エグゼクティブ ディレクター

日本抗加齢医学会専門医、日本麻酔科学会専門医、日本医師会認定産業医、国際抗加齢医学会専門医(WOSAAM)

免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、再生医療、運動療法を取り入れた新しい統合医療をベースにした診療で著名人にもファンが多い。最先端の西洋医学に通じている一方で、「鍼治療の魔術師」と呼ばれるほどハリ治療の名手で東洋医学にも造詣が深い。

またワインと健康食の愛好家しても名高く、ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュのワイン騎士団から名誉ある「シュバリエ」を叙任されているほか、料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有する美食家が集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会の「オフィシエ」でもある。

余郷麻希子 曙ホームクリニック院長

日本神経学会専門医、日本認知症学会専門医、日本内科学会総合内科専門医、日本抗加齢学会専門医、日本医師会認定産業医、日本体育協会スポーツ専門医、がん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会終了

1979年新宿生まれ、新宿育ち。
東京慈恵会医科大学卒業
東京慈恵会医科大学大学院卒業
東京慈恵会医科大学葛飾医療センター神経内科医長

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