① 下部尿路症状 おしっこに悩んだら泌尿器科へ

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【Dr.大友とDr.小池の対談動画はこちらをclick】

Dr.大友
渋谷セントラルクリニックエグゼクティブディレクター
本日はのJR東京総合病院泌尿器科部長小池先生と男のおしっことか膀胱にまつわる、よもやま話をお聞きしたいと思います。
普通の人にとっては泌尿器科はハードルが高い思うんです。

Dr.小池
JR東京総合病院泌尿器科部長
そうですね。ハードル高いですね。

Dr.大友
恥ずかしいとか言う人いないですか?

Dr.小池
いますね。特に若い方は少しハードルが高いかもしれません。

Dr.大友
泌尿器科にはどういった症状があったら病院に行けばよいのかは結構悩ましいところですね。

Dr.小池
わかりやすいのは若い人で性病などでペニスの先から膿が出たとか。そういうのは泌尿器科です。

Dr.大友
多いのですか。

Dr.小池
若い方は大体そういう方が多いですね。

Dr.大友
ペニスの先から膿んだ時は皮膚科じゃなくて泌尿器科。 どうしてですか。

Dr.小池
感染が原因だと思います。尿路感染、あるいは性行為に伴う感染が考えられますので、泌尿器科に来ていただくといいと思います。

Dr.大友
なるほど。それ以外では泌尿器科となると勃起とかEDなどが多いですか。

Dr.小池
そうですね。特に若い男性が泌尿器科に行く原因の一つとしては多いです。

Dr.大友
大学病院には行かないですよね。

Dr.小池
中にはいらっしゃいます。もともと勃起しない方や勃起が持続しない方も来ます。

Dr.大友
勃起と性病、それ以外だといかがですか。

Dr.小池
ご年齢の方はお小水の回数や勢いが弱い、夜トイレに起きてしまうなどの排尿に関するトラブルで来られる方が多いです。

Dr.大友
おしっこ問題ですね。おしっこの問題にはどういうのがあるか幾つか教えていただけますか。

Dr.小池
おしっこが出にくい、勢いが弱い。

Dr.大友
朝から晩まで1日中ということですね。

Dr.小池
皆さんが感じるのは、例えばサービスエリアで二人で同時に並んだ場合、若い男性は勢いが良く短時間で終えるのですが、自分は勢いがなくて困るなと自覚される方が結構いらっしゃいます。

Dr.大友
不安、それとも病気を疑って来るのですか。

Dr.小池
両方だと思います。薬を飲んだら良くなると思って来る方も多いです。

Dr.大友
治したいということですね。

Dr.小池
そうですね。あとは回数が多いということです。

Dr.大友
1日何回もおトイレに行くのは大変そうですね。

Dr.小池
回数が多いと日中はさほど気にならない方が多いのですが、特に夜間頻尿です。

Dr.大友
夜間頻尿。

Dr.小池
はい。一番生活の質を落とすと言われてます。夜間頻尿が2回以上あると言われて来られる方が多くいます。

Dr.大友
夜に2回トイレに行ったら多すぎるのですか。

Dr.小池
2回が多すぎると言いますか、夜間頻尿の定義になっています。

Dr.大友
夜2回はいますよね。

Dr.小池
いますね。お酒を飲んだ日は夜間頻尿になる方は多いです。

Dr.大友
おしっこの勢いと夜間頻尿とあとはなんでしょう。

Dr.小池
おしっこが漏れてしまう尿失禁です。
例えば、前立腺の手術の後などに失禁するのとはわけが違いまして、急激な尿意が我慢できなくて漏れてしまう切迫性尿失禁で来られる方もいます。

Dr.大友
それは年を取るとなりやすくなるのですか、それとも膀胱などに問題があるからですか。

Dr.小池
加齢によりなる場合もありますし、膀胱に問題があった場合も失禁になることもあります。

 

大友博之 渋谷セントラルクリニック エグゼクティブ ディレクター

日本抗加齢医学会専門医、日本麻酔科学会専門医、日本医師会認定産業医、国際抗加齢医学会専門医(WOSAAM)

免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、再生医療、運動療法を取り入れた新しい統合医療をベースにした診療で著名人にもファンが多い。最先端の西洋医学に通じている一方で、「鍼治療の魔術師」と呼ばれるほど鍼治療の名手で東洋医学にも造詣が深い。

またワインと健康食の愛好家しても名高く、ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュのワイン騎士団から名誉ある「シュバリエ」を叙任されているほか、料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有する美食家が集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会の「オフィシエ」でもある。

小池祐介 JR東京総合病院泌尿器科部長

日本泌尿器科学会専門医指導医、泌尿器腹腔鏡技術認定医、日本排尿機能学会認定医、がん治療認定医、日本臨床腎移植学会腎移植認定医

趣味は90年代洋楽ロック鑑賞となかなか上手くならないゴルフ

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