有害金属検査

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有害金属検査は、体内の有害金属(水銀・カドミウム・鉛・ヒ素など)の蓄積度を測る検査です。

この検査の特徴

・体内の有害金属の蓄積度を測る検査です。
・有害金属には、わずかであっても毒性を発揮するものがあります。
・有害金属は子供から高齢者まで検出されます。

内容の説明

有害物質検査には、毛髪や爪、尿などによる方法があります。

毛髪による検査をおこなうと、毛髪の特性上、長期にわたる体内状況の情報を知ることができます。

有害金属は気づかないうちに少しずつ食物や水などから体に入って蓄積され、長年にわたり体の組織や細胞を傷つけるために、多くの症状や病気の原因となることが明らかにされています。自分自身の栄養状態を正しく理解し、欠乏や過剰となる栄養素について対処することは、代謝機能の正常化を素早く回復し体力・自然治癒力・抵抗力の強化につながります。

近年、厚生労働省から妊婦は水銀の多い魚類の摂取を控えるべき旨が発表されているように、母親の体内の重金属は、出産を通じて赤ちゃんに移動することが分かっています。したがって、子どもからも高いレベルの有害金属が検出されることもめずらしくありません。

検査は少量(0.2g)の毛髪を採取することでおこなわれます。検査結果は3週間後。

おすすめポイント

・毛髪を採取するだけの、簡単で安全な検査です。
・痛みを伴いませんので、お子様におすすめです。
・生活習慣病や老化の予防に役立ちます。

 

大友博之 渋谷セントラルクリニック エグゼクティブ ディレクター

日本抗加齢医学会専門医、日本麻酔科学会専門医、日本医師会認定産業医、国際抗加齢医学会専門医(WOSAAM)

免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、再生医療、運動療法を取り入れた新しい統合医療をベースにした診療で著名人にもファンが多い。最先端の西洋医学に通じている一方で、「鍼治療の魔術師」と呼ばれるほど鍼治療の名手で東洋医学にも造詣が深い。

またワインと健康食の愛好家しても名高く、ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュのワイン騎士団から名誉ある「シュバリエ」を叙任されているほか、料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有する美食家が集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会の「オフィシエ」でもある。

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