イシペディア > 食事学と医療の大辞典 > シェフドクター ピエールの幸せのレシピ > [ドクターの食卓から] 体温と免疫力、辛いものを食べれば代謝は上がるのか?

[ドクターの食卓から] 体温と免疫力、辛いものを食べれば代謝は上がるのか?

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

体温が1℃下がるとどうなるの!?

コロナになってからピエールはクリニックをはじめとして至るところで毎日検温をしている。

よく知られている通り、体温と免疫力、この2つは実は密接な関係にあります。
免疫力が正常に保たれる体温は36.5℃程度ですが、体温が1℃下がると免疫力は30%も低下、逆に1℃上がると一時的には5~6倍もアップという研究も。

体温を語る上で欠かせないのかはストレスによる甲状腺機能の低下と筋肉の量。
ストレスが強くなると、相対的に代謝を司る甲状腺の機能が下がることによって体温が下がるだけでなく免疫力も低下してしまいます。状腺がきちんと働いてくれると、がん細胞やウイルス感染細胞を攻撃する「NK細胞」という免疫細胞も活発に働きます。もう一つ筋肉の量が大事なのは、同じ体重であっても筋肉は脂肪に比べて血管の量が多いから。血管を通る血液が体を保温するので、筋肉の量が多い人の方が体温が高いのですね。

とはいえ、いきなり筋肉量を増やすことは無理だし、諸々のストレスが多いピエールは四川料理で身体を温める作戦に。

身体を温める食材

皮ごとカラリと揚げた川海老にたっぷりの唐辛子。見ているだけで体温が上がりそうでしょ⁉️

唐辛子のカプサイシンは体内に入り込むと放熱の働きで発汗を促して一旦体温を下げるのですが、そのあと脳幹に作用することでアドレナリンの分泌が増加。
アドレナリンは体内の脂肪分解を促進して体熱の産生を促すので、体温が上昇されます。

現代人は昔と比べて低体温の人が多い傾向にあるとされていますので唐辛子のほかに生姜ニラなど身体を温める食材を積極的に食べたり、免疫細胞の働きがとても活発になる睡眠時間もしっかり取りましょうね。

ピエールも汗が噴き出るほどの超辛いお料理を食べたからか、体がポカポカに。
辛すぎてストレスになっていないか不安ですけど、お酒も飲まずにゆっくりできたし、入浴で身体を温めながらリラックスもしたおかげで翌日の体温はしっかり高めでした。

シェフドクターピエールのInstagram 【@chefdoctor_pierre】はこちらから!

〔シェフドクター ピエールの正体〕

医師・料理研究家

・日本のみならずロサンゼルス、フランス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、運動療法を取り入れた新しい統合医療を提案している。

・料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフや美食家が集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ

・ワインにも造詣が深く、フランスの主要産地から名誉ある騎士号を叙任している。

ボルドーワイン騎士団コマンドリー
ブルゴーニュワイン騎士団シュバリエ
シャンパーニュ騎士団シュバリエ

またパリ発祥で国内No1ワインスクールのアカデミー・デュ・ヴァンで’ワインと究極のアンチエイジング’の講座も担当している。

この記事を書いた人

関連するカテゴリ

関連する記事はこちら