ワインの”オリ”をどうするか、それこそがアンチエイジングのkey
オリが効くのはその強い抗酸化力にあり
例年、年末は年代物のワインを頂くことが多い。そして年代物のワインにつきものなのがオリ。
オリ(澱)はワインの中にあるタンパク質、ポリフェノール類の沈殿物。
ワインボトルの中はコルクを通して呼吸しているので、酸素が少しずつワインにも入っていき、時間が経つにつれ渋み(タンニン)と色素(ポリフェノール)の成分がくっつき合うことでオリが作られます。
赤ワインを飲んでいると心臓病やガンの発症を抑えるなどの健康長寿に効果があると言われている理由はこのオリにあります。
オリが効くのはその強い抗酸化力にあり、認知症までも予防するのではないかという研究も多い一方で、赤ワインを毎日飲んでいると、逆にガンになりやすいという話もあります。
2022年 精密医療の取り組み
これまではそう言ったご質問をいただいた時は”バランスよくワインを飲みましましょうね”とお伝えしていましたが、これからの時代はもっと具体的にアドバイスできるようになります。
その理由は精密医療。
精密医療によって遺伝子や超早期腫瘍マーカーを調べることで病気になる前に治す”未病”がいよいよ現実のものとなってきます!
そしてピエールの仕事の一つがこの精密医療なのです。
ご自身に合ったライフスタイルの変更やサプリメント・ホルモン補充、再生医療などを組み合わせることで病気になる前に健康長寿を実現するお手伝いをしております。
話は戻りますが、ピエールは健康に良いオリをどうしているのか?とよく聞かれます。
その答えはキッチンペーパーでオリを取り除いて、その上でスープに入れたりカレーにしたりすることで抗酸化→健康長寿になるよう頑張ってます。
〔大友“ピエール” 博之〕
日本のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、個別化医療(precision medicine)を実践している。免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、運動療法を取り入れた治療で定評がある。
・ 医師 日本抗加齢医学会専門医 / 欧州抗加齢医学会専門医 / 日本麻酔科学会専門医
・ 西洋薬膳研究家、シェフドクターピエールとしても活躍中
・ 渋谷セントラルクリニック代表
・ 一般財団法人 日本いたみ財団 教育委員
・ 一般社団法人食の拠点推進機構 評価認証委員/食のプロフェッショナル委員
・ 料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフなどが集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ
・ ワインにも造詣が深く、フランスの主要産地から名誉ある騎士号を叙任している。
シャンパーニュ騎士団 シュヴァリエ / ボルドーワイン騎士団 コマンドリー /ブルゴーニュワイン騎士団 シュヴァリエ