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あら輝さんの経験から学ぶ、海外で挑戦するのに必要なこと

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海外で挑戦するのに必要なこと

10年ぶりに日本に帰国された「あら輝」さんへ常連の方にお連れいただきました。

小肌、いくら、新イカと初物尽くしの料理が並び、大変“愛でたい”席となりました。
最後には、マグロをたっぷり使った名物「チョモランマタワー」をいただきましたが、ロンドンのお店ではこれを富士山や赤富士と呼んでいたそうです。

ネタの話や、ロンドンでは炭火が使えないこと、ロールスロイスで訪れる特別なお客様についてなど、海外では日本の常識では考えられないことが多々あったようです。
そのような状況を乗り越え、10年間も海外で評価され続けることは非常に素晴らしいことだと感じました。

私も常識にとらわれず、自分の信じたことを頑張りたいと思うタイプですが、昨日はお寿司の美味しさ以上に大将からやる気を引き出してもらった気がしました。

チャレンジ精神を支えるホルモン

ところで、チャレンジする力を増すホルモンには以下のものがあります。

  1. テストステロン – リスクを取る意欲や自信を高め、チャレンジ精神を促進します。
  2. ノルアドレナリン – ストレス反応や覚醒を高めるホルモンで、挑戦的な状況での集中力や反応を改善します。
  3. ドーパミン – 成功や報酬を追求する動機付けに関連し、新しい挑戦に対する意欲を高める役割を果たします。

これらのホルモンはリスクを取る意欲や困難に対する適応力を高めてくれるため、クリニックにいらっしゃる成功されている方では高めに出ることが多いです。

私は生来ドーパミンやノルアドレナリンは低めですが、テストステロンを高く保つために普段から食生活に気をつけたり、テストステロン補充をしたりと対策しています。

あら輝(あらき)
東京都港区赤坂6-3-16 赤坂ストリートビルディング 2F

 

〔大友“ピエール” 博之〕

日本のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、個別化医療(precision medicine)を実践している。免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、運動療法を取り入れた治療で定評がある。

・ 医師 日本抗加齢医学会専門医 / 欧州抗加齢医学会専門医 / 日本麻酔科学会専門医
・ 西洋薬膳研究家、シェフドクターピエールとしても活躍中
渋谷セントラルクリニック代表
・ 一般財団法人 日本いたみ財団 教育委員
・ 一般社団法人食の拠点推進機構 評価認証委員/食のプロフェッショナル委員

・ 料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフなどが集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ
・ ワインにも造詣が深く、フランスの主要産地から名誉ある騎士号を叙任している。
 シャンパーニュ騎士団 シュヴァリエ / ボルドーワイン騎士団 コマンドリー /ブルゴーニュワイン騎士団 シュヴァリエ  

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