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アートが心にもたらす影響 -Art Basel Paris 2025を訪れて-

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アート鑑賞と心の静けさ

Art Basel Paris 2025を訪れました。
現代のライジングスターからピカソまで、シャンパーニュを片手に作品を眺めるという、なんとも贅沢な日曜日となりました。

村上隆の巨大なインスタレーションは、生命が弾けるようなエネルギーに満ちていました。

その一方で、杉本博司の「海景」は、静けさの中で時間が止まるような感覚をもたらす一枚です。

また、フィリップ・パレーノの作品は、まるで人工知能が目を覚ます瞬間を捉えたかのように感じられました。

アートを見ていると、ストレスホルモン(コルチゾール)が下がるという研究があります。
確かに作品の前では、呼吸が深くなり、心が「整う」のを感じました。

日々の緊張を解き、自分の中にわずかな余白を取り戻す時間。それが、私にとってのアートセラピーなのかもしれません。

パリでの新たな発見と旅の継続

アート鑑賞のあとは、久しぶりに自転車でパリ市内を駆け抜けました。
そして初めて訪れるワインバーで、再びシャンパーニュを味わいました。
初めてのもの尽くしの週末に、感性がわずかに広がった気がいたします。

そして、SNSのストーリーでおすすめ情報をくださった方々には、心から感謝しています。
感覚が合う人からの情報は、やはり「共鳴」するものがありますね。

私の旅は続きます。また旅先で迷うことがあれば、ぜひ情報を提供していただければ嬉しいです。

 

〔大友“ピエール” 博之〕

日本のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、個別化医療(precision medicine)を実践している。免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、運動療法を取り入れた治療で定評がある。

・ 医師 日本抗加齢医学会専門医 / 欧州抗加齢医学会専門医 / 日本麻酔科学会専門医
・ 西洋薬膳研究家、シェフドクターピエールとしても活躍中
渋谷セントラルクリニック代表
・ 一般財団法人 日本いたみ財団 教育委員
・ 一般社団法人食の拠点推進機構 評価認証委員/食のプロフェッショナル委員

・ 料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフなどが集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ
・ ワインにも造詣が深く、フランスの主要産地から名誉ある騎士号を叙任している。
 シャンパーニュ騎士団 シュヴァリエ / ボルドーワイン騎士団 コマンドリー /ブルゴーニュワイン騎士団 シュヴァリエ  

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