

未来への歩みと新しい挑戦の記録
日々の変化を受け入れ、新たな挑戦へ
最近では、医療のあり方が大きく変化していく流れの中で、自身の仕事や生活環境を見直し、変化を取り入れる日々を送っています。その中で、「もっと自分の感じたことや伝えたいことを素直に発信してみても良いのではないか」という思いが湧いてきました。
今年初めての世界一周旅行を機に、新しい表現方法としてInstagramではリールや動画制作を始めることにしました。これからは、食事に関する情報だけでなく、心と体が少し整うきっかけとなる「ウェルネス」に関する内容もお届けできればと考えています。
再生医療クリニックで見た未来への可能性
今回の旅は、タイ・バンコクにある上場企業が運営する再生医療クリニックからスタートしました。このクリニックでは、脂肪や臍帯由来の幹細胞治療と総合ホルモン補充療法を組み合わせたパッケージが提供されており、未来の医療の選択肢として注目されています。
この施設にはタイ国内だけでなく、シンガポールやカンボジア、中国など多国籍の患者が訪れており、「自分の体を整えるために国境を越える」という行動が一般的になりつつあります。
ここで出会った若いタイ人ドクターたちは、新しい医療を真剣に届けようとする熱意にあふれており、その姿勢に感銘を受けました。彼らとの交流を通じて、「医療とは希望そのものだ」と改めて実感した夜もありました。
これから約2週間、ただ医療施設を訪問したり食事を楽しむだけでなく、「多様な空気に触れ、それを言葉として紡ぐ」というテーマで旅を続けていきたいと思っています。
この旅が新たな視点や発見につながることを期待しています。
〔大友“ピエール” 博之〕
日本のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、個別化医療(precision medicine)を実践している。免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、運動療法を取り入れた治療で定評がある。
・ 医師 日本抗加齢医学会専門医 / 欧州抗加齢医学会専門医 / 日本麻酔科学会専門医
・ 西洋薬膳研究家、シェフドクターピエールとしても活躍中
・ 渋谷セントラルクリニック代表
・ 一般財団法人 日本いたみ財団 教育委員
・ 一般社団法人食の拠点推進機構 評価認証委員/食のプロフェッショナル委員
・ 料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフなどが集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ
・ ワインにも造詣が深く、フランスの主要産地から名誉ある騎士号を叙任している。
シャンパーニュ騎士団 シュヴァリエ / ボルドーワイン騎士団 コマンドリー /ブルゴーニュワイン騎士団 シュヴァリエ