きじ(雉) きじ

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雉はビタミンやミネラルなどの栄養をバランスよく含んでいます。日本でも平安時代頃から食べられています。
雉の旬は秋から冬にかけてで、この季節には脂がのってきます。

栄養素

雉は脂が多く、高タンパクな肉です。リンやカリウムのミネラルが豊富でエネルギー代謝を促す成分が多く含まれています。リンは骨や歯を構成するのに必要なミネラルで、エネルギー代謝や脂質代謝に重要な役割を果たしています。カリウムは過剰なナトリウムを体外に排出し、疲労回復や利尿作用、高血圧予防に効果的です。

また、ビタミンB群も多く含まれ、特にビタミンB2とビタミンB6が豊富です。ビタミンB2は三大栄養素である炭水化物、脂質、タンパク質を体内でエネルギーに変える大切な役割を担っています。細胞の新陳代謝を促進し、皮膚や粘膜の機能維持や成長に役立ちます。ビタミンB6は歯や肌、髪の毛などの健康を保つのに有用とされています。

さらに、鉄、葉酸、コラーゲンなどが豊富で貧血予防や美容効果が高いので、女性におすすめのお肉といえます。

雉の主な栄養成分(可食部100gあたり 一人前目安150g)

タンパク質・・・23.0g
リン・・・190mg
・・・1.0mg
ビタミンB2・・・0.24mg
ビタミンB6・・・0.65mg
ビタミンB12・・・1.7㎍

効能・効果

動脈硬化予防:抗酸化ビタミンであるビタミンCやビタミンEが動脈硬化や血管の老化を防ぎます。

高血圧予防:カリウムが過剰なナトリウムを排出し血圧を維持する役割を果たします。

貧血予防:鉄分や葉酸、ビタミンB12が新しい赤血球を作り出し貧血予防に効果があります。

美容効果:ビタミンCやコラーゲンが皮膚や粘膜を健全に保つ効果があります。

東洋医学的側面

・寒熱:温(体を温める)
・昇降・収散・潤燥:潤(体を潤す性質)
・臓腑:心、胃
・五味:甘(補い滋養する作用)、酸
・毒性:なし

消化器系を補ってエネルギーを益します
虚弱体質、子宮出血、帯下等を治す効果があります

栄養素を上手に摂るための保存方法と調理方法

雉は乾燥すると味が落ちるので、ラップに包んでから密閉容器に入れて保存します。

煮て食べるのがおすすめです。野菜穀物類と一緒に食べると、栄養バランスが一層よくなります。雉鍋は、お肉の適度な柔らかさと風味が引き出され格別で、野菜と一緒に食べるのでバランスも抜群です。

 

【監修】 大友博之 渋谷セントラルクリニック エグゼクティブ ディレクター

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