白子が幸福のスイッチになる医学的理由とは?

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生命の核をつくる食材としての白子

三田の「晴山」にて提供された白子白子の一皿を前に、なぜ白子を食べると直感的に元気が出るように感じるのかを考察しました。

エピジェネティック(遺伝子発現のスイッチ)の観点から言えば、白子は生命のコアをつくる食材であるといえます。

白子は生物が命をつなぐための臓器であるため、亜鉛セレン核酸(DNA/RNA)が非常に濃縮されています。
亜鉛が肌の調子を整えたり、テストステロンの合成に必要であったりすることはよく知られています。

新時代の長寿医学において亜鉛は、遺伝子のオン・オフを調整するメチレーションなど、遺伝子の調律にも必要不可欠とされています。

亜鉛は「メチル化=老化スピードの調律」に関わるミネラルであり、エイジングを緩やかにするための合図となります。

亜鉛は“ワインを楽しむための守り神”

私にとって、亜鉛は単なる栄養素というだけでなく、ワインを楽しむための守り神でもあります。

その理由は、味覚が亜鉛によって修復されること、そしてアルコール代謝酵素(ADH)が亜鉛に依存していることにあります。

つまり、亜鉛が不足している状態では、ワインはエイジングを加速させるスイッチになりかねません。
しかし、亜鉛が満ちていれば、ワインは人生を彩るスイッチとなります。

皆様に幸せがあることを願っております。

晴山
東京都港区三田2-17-29 グランデ三田 B1F

 

 

〔大友“ピエール” 博之〕

日本のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、個別化医療(precision medicine)を実践している。免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、運動療法を取り入れた治療で定評がある。

・ 医師 日本抗加齢医学会専門医 / 欧州抗加齢医学会専門医 / 日本麻酔科学会専門医
・ 西洋薬膳研究家、シェフドクターピエールとしても活躍中
渋谷セントラルクリニック代表
・ 一般財団法人 日本いたみ財団 教育委員
・ 一般社団法人食の拠点推進機構 評価認証委員/食のプロフェッショナル委員

・ 料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフなどが集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ
・ ワインにも造詣が深く、フランスの主要産地から名誉ある騎士号を叙任している。
 シャンパーニュ騎士団 シュヴァリエ / ボルドーワイン騎士団 コマンドリー /ブルゴーニュワイン騎士団 シュヴァリエ  

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