モントリオールで楽しむヴァンナチュールとベーグル
モントリオールの魅力的な食文化
今年2回目の世界一周の出張は、北米のパリとも呼ばれるモントリオールから始まりました。
仕事が忙しく、医食同源のコラムを書く時間がないのですが、旅の備忘録としてまとめています。宜しければお付き合いください。
モントリオールでは、どこのレストランも甘さも塩分も控えめで、お料理は何を食べても繊細で美味しいです。
やはり、ここは限りなくフランスに近いと感じました。
モントリオール周辺では、ヴァンナチュールを中心としたワインの生産も盛んです。
ひと味違うモントリオール式ベーグル
また、モントリオール式ベーグルはいわゆるニューヨーク式ベーグルと違って、生地に卵を使っていて、サイズが小さく、より密度が高いのが特徴。
茹でる際に蜂蜜や麦芽を加えるため、甘みがあり、表面が艶やかでカリッとしています。
街には正統ユダヤ人も多く、お味は確かでした。
さらに、フレンチやギリシャ料理も豪快に盛られてきます。
音楽も70年代のジャパニーズポップスがかかっていたりして、お料理もサービスも全般的にゆるふわ系でした。
小さな街ながらセリーヌ・ディオンが結婚式を挙げた大聖堂など、見所もたくさんあります。
この街に住めば英語もフランス語も上手になりそうなので、いつかゆっくり滞在してみたいと思いました。
〔大友“ピエール” 博之〕
日本のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、個別化医療(precision medicine)を実践している。免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、運動療法を取り入れた治療で定評がある。
・ 医師 日本抗加齢医学会専門医 / 欧州抗加齢医学会専門医 / 日本麻酔科学会専門医
・ 西洋薬膳研究家、シェフドクターピエールとしても活躍中
・ 渋谷セントラルクリニック代表
・ 一般財団法人 日本いたみ財団 教育委員
・ 一般社団法人食の拠点推進機構 評価認証委員/食のプロフェッショナル委員
・ 料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフなどが集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ
・ ワインにも造詣が深く、フランスの主要産地から名誉ある騎士号を叙任している。
シャンパーニュ騎士団 シュヴァリエ / ボルドーワイン騎士団 コマンドリー /ブルゴーニュワイン騎士団 シュヴァリエ