ほうじ茶の力で、頭と身体をクールダウン

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夏の疲れを癒す、ほうじ茶の力

松屋銀座で見つけたのは、ほうじ茶のかき氷です。

ただのお茶シロップや粉末をかけたものではなく、なんと氷自体がほうじ茶でできている本格派でした。

言わば、極限まで冷やしたお茶を飲むような感覚で、猛暑の日にリフレッシュとリラックスを同時に叶えてくれる最高のデザートです。

お茶を飲むとリラックスできることには根拠があります。テアニンというアミノ酸が副交感神経の働きを活性化させ、脳を落ち着かせてくれるのです。
夏場は副交感神経が優位になると血管が広がるため、熱を逃がしやすくなります。

氷と相まって、頭も身体も涼しくなるのが嬉しい点です。

良質な睡眠と成長ホルモン

寝苦しい夜が続くと睡眠が悪くなりがちですが、睡眠中は成長ホルモンが分泌される大切な時間です。

子どもの成長に欠かせない成長ホルモンは、大人になっても重要です。

疲労回復や、ダメージを受けた脳細胞の修復、お肌のターンオーバーの正常化を促してくれるため、美肌やアンチエイジングにも大切なホルモンなのです。

「寝る子は育つ」という言葉は、大人になっても変わらないのですね。
普段はコーヒーを好む私ですが、うまく眠れていないなと思った時は、思い切ってお茶生活に切り替えるようにしています。

 

〔大友“ピエール” 博之〕

日本のみならずロサンゼルス、フランクフルト、香港、バンコクに拠点を持ち、個別化医療(precision medicine)を実践している。免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、運動療法を取り入れた治療で定評がある。

・ 医師 日本抗加齢医学会専門医 / 欧州抗加齢医学会専門医 / 日本麻酔科学会専門医
・ 西洋薬膳研究家、シェフドクターピエールとしても活躍中
渋谷セントラルクリニック代表
・ 一般財団法人 日本いたみ財団 教育委員
・ 一般社団法人食の拠点推進機構 評価認証委員/食のプロフェッショナル委員

・ 料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有するシェフなどが集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会のオフィシエ
・ ワインにも造詣が深く、フランスの主要産地から名誉ある騎士号を叙任している。
 シャンパーニュ騎士団 シュヴァリエ / ボルドーワイン騎士団 コマンドリー /ブルゴーニュワイン騎士団 シュヴァリエ  

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