浮腫 ふしゅ

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浮腫は簡単に言うと「むくみ」といわれる状態のことです。
細胞外に水分が貯まりすぎている状態のことを浮腫と呼びます。
浮腫には一時的なものと、病気が原因の場合があります。
どちらの原因の浮腫の場合でも症状は同じです。
体の水分は重力の関係で体の下の方に流れていきます。
このため、初期段階の浮腫は下半身から始まります。
ひどくなると、全身や顔にも浮腫が現れていきますが、人間の体の1番上にある顔に浮腫が出るということは症状がかなり進んでいるということです。

一時的な浮腫

同じ姿勢を取り続けると血行が悪くなるため浮腫が起きやすくなります。

病気が原因の浮腫

浮腫が起きやすい代表的な病気は心臓の病気、腎臓の病気、肝臓の病気です。

心臓は全身に血液を送り出している場所です。

心臓の働きが悪くなると、血液を安定して送り出すことができなくなります。
そのため、血液循環が悪くなり浮腫が起きます。 

腎臓は体の中の老廃物や水分を排出する場所です。

腎臓の働きが悪くなると、老廃物を排出する量が減ってしまい、体の中に水分が残るため浮腫が起きます。
このように、水分を循環させることができない場合、排出させることができない場合に、通常と同じ量の水分を取り続けていると体に負担がかかります。

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