棘口吸虫 きょくこうきゅうちゅう

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特徴

棘口吸虫は浅田棘口吸虫や移睾棘口吸虫がいます。卵は85~120×50~80μmととても小さく、淡黄色で卵型をしています。成虫は人だけではなく、イヌ、ネズミなどの哺乳類の腸管に寄生します。糞便とともに排泄された虫卵は水中で孵化し、モノアラガイなどの淡水巻貝を経て、ドジョウ、カエル、サンショウオなどの筋肉内に寄生し、幼虫を摂取して感染します。幼虫時は0.1mm前後の大きさです。1970年以降に料理店で提供するドジョウの生食に発生しました。感染経路は経口感染です。

原因食品

輸入ドジョウ、淡水魚、カエルなどの生食です。 例:ドジョウの踊り食い

主な症状

少数では症状は現れません。
多数寄生すると下痢や血便の症状が現れます。
糞便を検査します。

予防方法

・生食は避けます。
・調理する場合には十分加熱します。
・十分に冷凍すると死滅します。
・調理前や喫食前は流水で良く洗います。
・内臓の寄生虫が筋肉に移行することもあるので、鮮魚はなるべく早く内臓を取り除きます。
・内臓の生食を避けます。
・特に川魚を調理するときは。目に見えない寄生虫が手やまな板などを介して感染することがあるので、器具類は良く洗浄し、熱湯消毒をします。

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