分子整合栄養療法とは、血液検査の結果を生化学や栄養学などに基づいて解析し正常な状態に整えていく治療法です。

この検査の特徴

・体内の栄養素の過不足を判断します。
・生化学や栄養学などに基づき採血結果を解析します。
・結果を元に、病気の予防をすることが大切です。

内容の説明

分子整合栄養療法とは、血液検査の結果を生化学や栄養学などに基づいて解析して、ミネラル、ビタミン、栄養素の過不足を判断し、体内環境を本来あるべき正常な状態に整える治療法です。

分子整合栄養療法では「栄養素は、至適濃度でなければ適切な作用を示さない。」と考えられています。ビタミンやミネラルの必要量は個人差が大きいため、カラダを快適に保つための必要な栄養素の量は個人個人で異なります。それを個々にとって最適な量に保つことで、様々な症状の改善やより良い生活を送るために役立てようという治療概念です。

分子整合栄養治療は、治療効率の向上や、直らないと諦めていた症状にも有効とされています。分子整合栄養医学に基づいた診断法で採血結果を新しい視点で見直すことにより、個人個人がどのような栄養素を摂ればよいのかを知り、その結果を元に、自らの自然治癒力を高め、症状の改善、病気の予防をすることが大切です。

この検査は採血によりおこなわれます。検査結果は2-3週間後。

おすすめポイント

・採血のみの検査です。
・治療効率の向上につながります。
・直らないと諦めていた症状に有効となる可能性があります。

大友博之　渋谷セントラルクリニック　エグゼクティブ ディレクター

日本抗加齢医学会専門医、日本麻酔科学会専門医、日本医師会認定産業医、国際抗加齢医学会専門医(WOSAAM)

免疫栄養学に基づいた食事指導、ホルモン補充療法、再生医療、運動療法を取り入れた新しい統合医療をベースにした診療で著名人にもファンが多い。最先端の西洋医学に通じている一方で、「鍼治療の魔術師」と呼ばれるほど鍼治療の名手で東洋医学にも造詣が深い。

またワインと健康食の愛好家しても名高く、ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュのワイン騎士団から名誉ある「シュバリエ」を叙任されているほか、料理芸術や食の楽しみといった価値感を共有する美食家が集う日本ラ・シェーヌ・デ・ロティスール協会の「オフィシエ」でもある。